実用ドイツ語教室(第14回)

バーシャインリヒ (wahrscheinlich)

 ひょっとしたら、きっと、ぜったい、もしかしたら、かならず、考えときます、ことによると、あるいは、ありそうな、公算大の、たぶん本当らしい、もっともらしい、推定の、たぶん、おそらく、十中八九は.....実際にコトがおこる順に並べて下さい。
 今回の言葉覚えにくかったですが、何かと使いやすい気がします。「もしかしたら(vielleicht)」なんて言うと、なんだはっきりしないのかって。「きっと(sicher)」なんて言ったら、必ずなきゃいけないってプレッシャーあるし。
 そこで使いやすいのがこの言葉。「ありそうな」あたりからうしろにならべたのが、この言葉にあたるのかなあ。...ですが、使い方まちがってます?
「バーシャインリヒ(あいまいなときにちょうどいいくらいにありそうな)」

マールツァイ (Mahlzeit)

 食事のときのあいさつ、日本語には多いですよね。英語なんかはどうなんだろう。ひさしぶりに「英語教室」。次の文を英語にしてみましょう。
「こんにちわー、お言葉に甘えてごちそうになりに来ましたー。」「お待ちしてましたわ。どうぞ召しあがれ。」「わーおいしそう。いただきまーす。」「...」「あー満腹。ごちそうさまでしたー。」「いいえ、おかまいもなく。お粗末さまでした。」「それじゃどうもありがとう。さようならー。」「さようなら。」
 次にドイツ語でいきますと...。「マールツァイー。」「マーールツァイ。」「マールツァイ。」「...」「アー、マールツァイ。」「マールツァイ。」「マールツァーイ。」「マールツァイ。」
 先生ー、どうですかあ?
「マールツァイ!(なっとらーん!)」

ゲズントハイト (Gesundheit)

 人前でブヒェーと鼻をかむ。できないなあ。たぶん、私以外の日本人もためらうんじゃない?ドイツ人(他の国の人はどうかなあ?)はしまっせ。食事中でも!それにズビズビしてると「鼻をかみなさい!!」って、そこらのおばちゃんにおこられるし。ゲップは論外です。
 「フェーックショーン」というくしゃみも聞きません。「クッ」ぐらいですか。たまに「クシュン」ぐらいはありますか。よくあんなので、くしゃみした気になるなあ。で、そんなときにくしゃみした人に、この言葉をかけるそうです。「町で知らない人からこの言葉をかけられる。」と、日本で見てたドイツ語テレビ(めぐちゃん、どおしてるかなあ)で、コードーおじさんが言ってたと思うけど、「町で知らない人から」は、あまりないみたいです。
「ゲズントハイト(おいおいくしゃみなんかして、どうしたんだい?仕事なんかしてないで、ちょっと角のビアケラー(Bierkeller)に飲みに行こうぜ。)」
注)言われたら「ダンケ(Danke)」を忘れずに。(第15回は、ダンケからいくかなあ...。いつになるやら。)

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