実用ドイツ語教室(第17回)

アンゲネーム (angenehm)

 最近、いい気候なんだよね、ミュンヘン。春から夏にかけたこの季節、天気のいい日はほんとう気分がいい。それでセバスチャンに「とっても心地良いね。」って言ったつもりが、「寝てもいられないぞ。」って返されたのです。私が答えに困っていると、「それを言うならアンゲネームだ。」って。ゲミュートリッヒ(gemuetlich)じゃだめ?辞書でこの違い、わかりました?この教室も、いよいよニュアンスの域に達したか?はっはっはっ。
 ところで「日本弁ドイツ語のすすめ」に、アンゲネームは「はじめまして(Sehr angenehm)」なんてときにも使うと書いてあります。が、めったに使わないらしいです(ドイツ語の先生談)。「使っても笑いながら言っちゃだめよ。」って。言うなら「フロイト・ミッヒ(Freut mich)」だって。
 今回のは、すこし説明っぽいね。っじゃね。
「ゼア・アンゲネーム(貴殿にお目にかかれ、誠に光栄に存じます。)」

フンデミューデ (hundemuede)

 えー、おっほん。今回は韻律法の勉強じゃ...と?「しかし、しかしかいないのか。しかたない。」コレ、ダジャーレッテイウデハナイデショカー。おっ、なかなか日本語うまくなったね。でもいろいろ違います。そもそもいまどきの日本ではこんな高尚な言葉遊びは、ありおりはべりいまそがり。で、まあ、歌詞なんかでよくあるやつね。(わかんない?いいよ韻律なんて。)
 犬は多くはフント(Hund)と言うようです。ダックスフントとか?電車やバスにも乗ります。料金がかかります。おとなしく座っています。クソガキらより上級です。そうです。犬はOKクソガキはぺけ、というレストランは(実際にあります)正しいのです。ドイツは子供のしつけがしっかりしているはずではなかったのかあ!えっと、高校生ぐらいもクソガキです。
 しかし犬ってそんなに疲れてたっけ?犬死ってあるなあ。あっそうか韻律か。
「フンデミューデ(あーあ、きょうはもうねる。)」
注)他にも動物を使った言いかたがいろいろあるようです。えらいハラが減ったとか(クマだそうです)。

ダス・ケークス (das Keks)

 男、女、モノ、男、女、モノ...。ウング(-ung)は女、ヒェン(-chen)はモノ...。カイト(-keit...海斗)はうまいが高いし。ジュディ・オングは?まえもこんなの書いたことあったような。着物(Kimono)は男。イザール川(Isar)は女。もういいか。
 ガム(Kaugummi)は?ビスケット(Keks)は?
まだやってるー。えっ、ドイツ人同士で違うこと言ってるう。やっほう(なにが?)。「男だがモノでもいい」というドイツ人A(バイエルン人;ただしセバスチャンではない)。あほいえ「ぜったい男だ」と、上司AにはむかうB(ドイツ人だが東京出身)。二人で賭け。でもだれが判定するんだ?
「ダス・ケークス(うん、聞いたことあるわね。賭けてるの?じゃAの勝ちね。私も何かもらえるのかしら。=ドイツ語の先生。なんでやねん。=私。)」
注)先生の言葉は二人に伝えましたが、賭けのゆくえは知りません。

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