実用ドイツ語教室(第23回)

ランツフート (Landshut)

 ミュンヘンの北。DB(ドイツ鉄道)で45分くらいかな。綺麗な街並み(またまた観光ガイド)。日本のどっかのなんかがあるらしく、駐在している人もいるようです。
 同僚が「よかったよ。」ってので興味がわいていたところに、「4年に1度のお祭りがあるから見に行かない?」って誘いがあって、先日行ってきた街です。祭りには、王子様の結婚式という行列(パレードって言ったほうがいいかな)があり、衣装や踊り、音楽などがおもしろくて退屈しませんでした。皆さんも是非、っていっても次は4年後なんだね。はっはっはあー。というと2005年ってことか。そのころなにしてるんだろうなあ、おれ。
「ランツフート(お祭りなくても、綺麗な街並みでしたよ。)」

マン (MAN)

 日本での仕事がら、いちおう名前は知ってたんです。でも軍用車両とかの、特殊車両を作っている会社だと思っていました。ミュンヘン空港の消防車とか。ミュンヘンのバスにも、このMANがやたら多いのです。バスを見ると「MANかなあ。あっマンだあ、マン、マン。」という人を、わたしは少なくともひとりは知っています。それで「ミュンヘン(M)ANなんとか」なんてナンバープレートだから、とってもいかしているのです。
 で、バスで同じくらい多いのがベンツです。ベンツって、トラックとか清掃車とかタクシーとか配送車とか、いわゆる「はたらく自動車」ってのをいろいろ作っているって、日本でなじみあるのかなあ。
「マン(の降車表示はドイツ語。ベンツは英語、うーん国際企業。)」
注)もうひとつネオプラーン(NEOPLAN)とうメーカのバスがあります。

ダフュアー (dafuer)

 だ(da)、ドイツ語でやたら出てきます。で、なかなかなじめない。ところが、わかってくると結構使い勝手がいいのです。えー、ここで文法教室です。英語でいうto+動詞。ドイツ語でも「zu+不定詞」てのがあるんです。「なんたらすること」っての。(文法用語だ、ふっふっふ。)
 英語ではいったんitを持ってきたりする。(ついてきてるかい、ふっふっふ。)ドイツ語はダ(da)を持ってきて、「zu+不定詞」の前をカンマ(,)で区切る。そんでダは前置詞と引っ付いてひとつになる(なに言ってるかぜんぜんわかんないね)。
 ダフュアーは、英語風に言うとfuer da (for it)かな。これがdafuerとなる。ダフュアーに限らずダ+前置詞っていうのは、他にもあります。ダーツー(dazu)とか。
 「なにがなにやからなにや。ということでそういうことや。ほな。」っていう、究極の日本語をドイツ語でこなすにはこの「だ(da)」が、キーワードってわけです(たぶん)。
「ダフュアー(で、結局今回は何が言いたかったの?)」

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