実用ドイツ語教室(第3回)

オペラ (hoppla)

 芸術、音楽、西洋のものならここらは本場(あたりまえか〜)。ミュンヘンにも美術館、劇場など興味あればたまらないところが多くあります。ガイドブックでみてね。オペラも例外ではありませんが、これはドイツ語でどちらかと言えば「オーパル(Oper)」あるいは「オーペラ(Opera)」。(やっぱりカタカナには無理がある。)後ろのほうは外来語かなあ。
 ところが日本語に近い「オペラ」、けっこうよく聞くんです。でも「さすがこっちの人は、いつもオペラの話題なんだなあ。」なんてかんちがいはありません。これあえて訳すと「おっとっと」てとこでしょうか。「お菓子ではありません。」「あほくさ、つきあってられんわ。じゃね。」
「あっ、ちょっとまってよ...わっ、オペラ」

アンチ (anzieh)

 今回は命令形の話です。おお、文法だあ。
 どの国の言葉も、命令形ってのは短いらしい。とっさのときに言うから。日本語もそうかなあ。「まてー」=「まつ」、「とまれー」=「とまる」同じような。たしかに言うときは早口になるかなあ。まあいいか。えっ、主語とかが省略されて短くなるって?「主語」ってなに?
 で、ドイツ語。主語が省略されるうえに、動詞自体も短くなるらしいのです。(おお、文法用語の連発だあ。動詞ってなに?ことばがうごくの?...ちょっとしつこい。)
 「アンチ」、辞書でひいてものっていません。命令形を知るまでなぞでした。「服を着なさい。」ってことです。いつ言われたかって?これなにも「服」に限ったことではないんですよねえ...。
「アンチ(つけて)」

ビッテ (bitte)

 さて、とてもポピュラーな言葉です。とってもよく聞くと思います。イントネーションや状況によって意味もいろいろのようです。ところで、今回は「実用英語教室」です。「そこをなんとか」というのを英語でどう言うか。海外駐在の長い先輩が、自分の経験でいちばん通じたのが「プリーーーーーーズ!」だったと教えてくれました。
 この話をドイツの友人としたとき、「ビッテ」は長くのばしにくいのでどう言うかってことになり、彼いわく「ビッテビッテビッテビッテ...」だとか。ほんとうかうそかは知りません。そもそもドイツで「そこをなんとか」なんてこと自体が通じるかどうか。言葉以前の問題のような気も。だってドイツ人は__くて、___で___でしょ?
「ビッテ?(なんだって?)」

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