実用ドイツ語教室(第4回)

ホームページ (Home page)

 えー、これドイツ語です。もちろん外来語です。もともと英語です。(わかっとるわい。)日本語でもそうです。(くどーい)
 今回は性のハナシ。セックス(sex)ではなく「ゲーヌス(Genus)」です。むずかしいのでそっちの話をすると、これはドイツでもOKです。「ゼクスス(Sexus)」なんて言わなくてよいです。ちなみに数字の6は「ゼクス(sechs)」です。イギリスやスペインやこてこてバイエルンではSがにごらないので、6がいっぱいでてくると、話題がそれることが多くあります。ついでに「シーメンス(Siemens)」もバイエルンにあるからこれでOKです?
 さて「ホームページ」、ドイツ語でなんと言うのかと思い、きくと「スタルトザイテ(Startseite)」直訳で「スタートページ」ってとこでしょうか。いやいや一般的にウェブサイトの総称で...ってな話になり、コンピュータ専門家のいう「ホームページ」がドイツ語ということにまとまりました。ドイツのモノは全部、男か女か単なるモノかに分けられ、「ホームページ」は女です。新語や外来語にもすべて性をつけなくてはダメなようで、新しいのは全部「どっちつかず」にしとけばよいのにいちいち「男」だとか「女」だとか決めるようです。意見がわかれたことないのかなあ。酒(Sake)は男、ビキニ(Bikini)(死語か?)も男にしたそうです。
「今回はタイトルでしめくくれない。」

ニーハオ

 今回は「実用中国語教室」か?ご存知中国語です。私を見るたびに「ニーハオ」と言うヤツがいます。めんどうなので「シェシェ」と答えたりしています。
 こっちがヨーロッパ人を見るように、彼らにアジア人の区別は無理なようです。そして区別できないことを何とも思っていない、ような気がします。「えっ日本人?(そうなの別にどこでもいいじゃない?)」日本人って区別したがるほうじゃないかなあ。「ちがーう、オレは日本人だあー!」って。
 ヨーロッパの人、自分のお国自慢(というか町自慢)はよくします。(ほめるとすごくよろこぶ)相手がどこの国だろうがあまり気にしないように思います。それに外国人の受け入れにはドイツはおおむねOKですし、オランダはもっとそうです。(よね?もちろんそうでない有名な一派もあり。)これはいいなあと思います。ヨーロッパはアジアとちがってパスポートなしで各国行き来自由です。「ここからフランス」っていう看板も、主要道路にちょこっとあるだけらしい?イタリアをコケにする彼も、ただ競争している会社があるからです。
では「再ヴィーダー見ゼーエン(wiedersehen)(またね)」

ドナヴェタ (Donnerwetter)

「ドナーベター」とか「ドナヴェッター」とか、どう書こうか迷いましたが「ドナヴェタ」。「ドナ(Donner)」はかみなりのごろごろ、「ヴェタ(Wetter)」は天気、でいいのかな。
 ドイツには台風がないらしく「強風(Sturm)」や「激風(Orkan)」というような言葉はあっても「ハリケーン(hurricane/Hurrikan)」とか「タイフーン(Typhoon/Taifun)」にあたる言葉はないらしいです。もっとも「タイフーン」も中国語ですけどね。
 話戻って、この「ドナヴェタ」、雷でもないのによく聞きます。ドイツ語をしゃべるグーフィーの口ぐせです。どんな訳になるのでしょうか。わたしもよくはわかっていません。「おおっ」とか「えーいなんじゃい。」とか???
 このあいだドイツ語の先生から「ハリケーン」というドイツ語がないと教わり、なんと「きみは日本にいたから、ハリケーンは見たことがあるだろう。」って聞かれた。ハリケーンかタイフーンかっていうのはさておき、台風って見えるんだっけ。
「ドナヴェタ(どないやねんほんまに。)」

第5回へ
ホームへ戻る
第3回へ