実用ドイツ語教室(第32回)

現在分詞 (+d)

 いきなりですが「分詞」っての。ある本に、形容詞の働きを、動詞から分け持つ詞(ことば)とありました。ふーん、冗談なしで分身ってことか。そいでドイツ語では不定形+dで、「現在分詞」なんてのができるらしいのです。現在進行形はないので、形容詞として使うだけ。動詞「寝る」;シュラーフェン(schlafen)。現在分詞はシュラーフェント(schlafend)。それで「寝台車」は、形容詞の語尾変化が加わって...。今回、文法用語だらけ。教科書(Lehrbuch)みたい。
「シュラーフェンダー・ヴァーゲン(眠っている車両;ein schlafender Wagen)?」
注)寝台車はシュラーフヴァーゲン(Schlafwagen)です。けっこう高い。横になるだけならリーゲヴァーゲン(Liegewagen)です。英語のスリーピングカー(a sleeping car)は、動名詞です。(動名詞って?...)

グーテ・ベッサルング (gute Besserung)

 よい○○を!あいさつの基本。で、「ありがとう、あなたもね!(Danke, gleichfalls.)」なんてふう。このあいだ、「こんにちは。(Guten Tag!)」ってのにも、これで返された。ふーん、「こんにちは」でも言うのかあ。それとも「よい1日を!」ってとられたのかな?
 こんなときにつける「よい」。グート(gut)か、シェーン(schoen)かってね。で、先日言われたのが、シェーネン・グーテン・ターク(Schoenen guten Tag!)。!!。
 今回のは...よい回復を?
「グーテ・ベッサルング(おだいじに)」
注)これには、普通「あなたもね!」とは返しません。ありがとうだけ。

アップフェル (Apfel)

 道端の木に、なっているのです。すこし、いやかなり小ぶり。アレキセイ(先生)がためらいもなく「パキッ!」おいおい。そいで食べる。「食えよ!」
 「あっ、はい。」うーん、たしかにりんごかなあ。あんまりうまくはないな。そうしているうちに、また「ぱきっ!」。おいおい、もういいよ。
「アップフェル(そこらの道端になっているのは、見たことなかったなあ。しかも都心だよ、リヒャルト・ストラウス通り(Richard Strauss Strasse)って。)」

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