実用ドイツ語教室(第38回)

フュア・イマー (fuer immer)

 「いつもいつも、すまないねぇ。」「それは言わない約束でしょ。」いつもいつもって、これからもずっと変わらないってこと。反省しろよ。
「フュア・イマー(永遠に)」
注)先日テレビでやってた「ノッティング・ヒルの恋人(Notting Hill)」(邦題には「恋人」ってのがつくのかい?)という恋愛映画(ドイツ語吹き替え版)のラストで、この言葉が出てきました。


カイン・ドイッチャー (kein Deutscher)

 英語で「I am not a German.」、ドイツ語で「Ich bin Deutscher nicht.」って言ったら「そうはいわないよ。」ってセバスチャン。冠詞(あたまことば)はいらないって聞いたことあるけど。「Ich bin kein Deutscher.」だそうです。加えて、nichtを使うなら「Ich bin nicht deutsch.」とするそうです。
 で「私は日本人です(Ich bin Japaner.)って言えばいいんじゃないの。」と彼曰く。そりゃそうだ。だれも私を見てドイツ人とは思わんだろう。
「カイン・ドイッチャー(私は、ひとりもドイツ人がいない、です。)」
注)で、セバスチャンに「WATASHI DOITSUJIN.」という日本語での言い方を教えてあげました。「てにをは」や、「ですます」は、彼には複雑すぎます。


I don’t like Mondays. (Ich mag keine Montage.)

 私は月曜日がきらい。どんな理由ならば、人を殺していいのだろう。戦争、反テロ、宗教、怨恨、刑罰、防衛、安楽。エアフルト(Erfurt)の学校で17人が撃たれて死んだ。
 聖誕教会でにらみ合うパレスチナとイスラエル。ガイドブック見てやってきた日本人2人。こんな平和な日本人を見て「おれたちはなにをいがみ合っているのだろう。」なんて....考えないな。
「I don’t like Mondays.(哀愁のマンディ The Boomtown Rats 1979)」

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