イベント&ニュース

Events & News

20240131第2報_令和6年能登半島地震のボランティアの参加を考えている学生・院生の皆さんへ

20240131第2報

令和6年能登半島地震のボランティアの参加を考えている学生・院生の皆さんへ

〜2月からの本格的な活動のため1月31日よりLINEのオープンチャットを開設します〜

20241月31日、第2報)

 令和6年能登半島地震から1ヶ月を迎えようとしています。現地では時間の経過の中で大規模な余震が来るのではないか、学校再開の中で家族の仕事や暮らしをどう整えていくか、これから被災建築物応急危険度判定を経て被災度区分判定が行われていく中で生活再建の場所の選択をどのタイミングで行うか、など、無数の事柄が相互にからみ合いながら、長きにわたる復興への歩みを進めていくことになることをメディアのみならず被災された方々の直接的な情報発信などで目にしています。

 1月10日、立命館大学においてボランティア活動の窓口を担っているサービスラーニングセンターより「令和6年能登半島地震のボランティアの参加を考えている学生・院生の皆さんへ」の第1報(https://www.ritsumei.ac.jp/slc/event/detail/?id=435)を発表したところ、学内外から多くの反響をお寄せいただきました。とりわけ、第1報では「知恵絞り会」と称してZoomミーティングの開催を呼びかけたところ、こちらも学内外から学生・院生・教職員の参加をいただいてきております。

 この第2報では、石川県七尾市を主な活動先として、継続的な支援活動に取り組んでいく準備が進められていることをお伝えします。具体的な活動は今後の状況に応じて適宜コーディネートを進めていくこととしますが、七尾市在住の本学校友(卒業生)との連絡調整の中で、上下水道の利用に支障のない滞在拠点(ゲストハウス)を長期的に利用できる見通しが立ったことから、順次、具体化を進めて参ります。

 滞在にあたっては立命館災害復興支援室による旅費支援制度を利用いただけます。2023年度は「その他の被災地域での活動」には交通費・宿泊費の合計に対して「かかった実費の半額で上限25,000円まで」が補助されます(前述のゲストハウスは1泊4,400円で利用いただけます)。

 旅費支援制度は、より多くの学生が現地に赴いて欲しいという観点から、1人1度限りという制限がありますが、緊急性と継続性の両面から令和6年能登半島地震の支援に対する旅費支援についてはその制限の対象外となります。ただし、より多くの学生のボランティアによる支援のリレーとなるよう、参加学生の状況を見て適宜運用ルールが調整・改訂されることについて、予め承知しておいてください。
 ※旅費支援制度による宿泊費補助は1滞在につき5泊までが対象となります。
 立命館災害復興支援室「2023年度 災害復興支援に関する活動への旅費支援」       

 立命館大学では、1995年の阪神・淡路大震災の際、学生が率先して「ボランティア情報交流センター」を開設し、立命館大学生のみならず他大学や高校生などを含めて多様な人や組織が連携して支援に取り組みました。また、2011年以降は東日本大震災を契機として災害復興支援室を設置し、2014年の平成26年豪雨被害(広島市)や2016年の平成28年熊本地震(西原村)など、その後の災害も含めて、距離を越えてつながりあう取り組みを重ねています。
 参考:座談会「阪神・淡路大震災」と学生ボランティア活動 │ 立命館百年史紀要 │ 20,141-209
 これらの経験を活かし、令和6年能登半島地震においても、今後、多様な大学・組織・個人の連携により、長きにわたる復興支援に取り組んでいきます。上述のとおり、立命館大学は当面の間は七尾市を拠点として活動しますが、今後の出会いや交わりや関わりの中で、活動先の広がりや収まりももたらされるかもしれません。

 立命館大学では1月31日からは春期休暇となるため、以下、LINEのオープンチャットを作成いたしました。背景の画像にはサービスラーニングセンター長らが今後の活動の準備のための訪問(1月27日〜29日)の際に撮影した能登島の海(1月28日撮影)を使用しています。

オープンチャット「2024能登地震RUSLC」(RUSLCは立命館大学サービスラーニングセンターの略称です)
https://line.me/ti/g2/RFniFiD0TF9bbHhKl1F1s-V-8LN4kspLRwK0xQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

 1月10日の「令和6年能登半島地震のボランティアの参加を考えている学生・院生の皆さんへ」の第1報(https://www.ritsumei.ac.jp/slc/event/detail/?id=435)でも触れたとおり、現地の支え方には、現地に駆けつけたい、募金活動を始めたい、長期的な活動を計画したい、など、多様な方法があります。立命館大学を通じてコーディネートされるボランティア以外でも、直接、既に一般に募集されているボランティア活動のプログラムもありますので、参考までに以下のサイトを紹介しておきます。

 石川県県民ボランティアセンター「令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報  
 全社協(全国社会福祉協議会)被災地支援・災害ボランティア情報「2024年能登半島地震 特設ページ」
 activo編集部「令和6年能登半島地震 ボランティア・被災地支援情報」 
 内閣府・防災情報のページ「令和6年能登半島地震ボランティア・被災地への支援をお考えの方へ」

 また、現地では多くのクラウドファンディングも始められています。被災された方々が自分たちでできることを形にしていく上で、どのような思いを掲げているかに関心を向けてみることで、長きにわたる復興への構えや手がかりを定めることができるでしょう。

 READYFOR「令和6年能登半島地震 緊急支援」
 https://cf.readyfor.jp/emergencyCAMPFIRE
 「石川県のプロジェクト」
 https://camp-fire.jp/projects/prefecture/ishikawa 

 先日の第1報と今回の第2報を経て、学生・教職員・校友(卒業生・修了生)その他一般の方々を含め、何らかのご質問・ご感想・ご提案・ご要望などありましたら、遠慮無く以下までお寄せください。第2報を経た今後の活動についての報告や募集等については、前掲のLINEのオープンチャットの他、第3報以降でお伝えして参ります。

<ボランティアに関する立命館大学内の相談・問合せ窓口>
◎衣笠キャンパス/朱雀キャンパスの方
サービスラーニングセンター(衣笠)有心館1階 
※2/26(月)より尚学館1階に移転します
電話:075-465-1952

◎びわこ・くさつキャンパスの方
サービスラーニングセンター(BKC)アドセミナリオ1階 
※2/26(月)よりセントラルアーク2階に移転します
電話:077-561-5910


◎大阪いばらきキャンパスの方
サービスラーニングセンター(OIC)A棟1階AN事務室  
電話:072-665-2195

<災害ボランティアセンター/ボランティア募集情報> ※随時情報が更新されます。
全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報  https://www.saigaivc.com/
京都市災害ボランティアセンター http://ksvc.jp/
京都府災害ボランティアセンター http://fu-saigai-v.jp/
滋賀県災害ボランティアセンター https://www.facebook.com/shiga.saigaivc/

<関連する本学の情報>
◆立命館災害復興支援室 https://www.ritsumei.ac.jp/fukkor/
災害復興支援|お知らせ
  1. イベント&ニュース
  2. 20240131第2報_令和6年能登半島地震のボランティアの参加を考えている学生・院生の皆さんへ