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衣笠キャンパスにて第34回立命薪能を開催

 2017年4月24日、衣笠キャンパス以学館前において能楽部が「立命薪能」を開催しました。
 学生の能楽サークルは全国でも数が少なく、能楽堂を借りて公演を行っている大学が多い中、大学のキャンパス内で薪能を行うのは本学だけです。キャンパスで実施することで、多くの学生に日本の伝統芸能である能の素晴らしさを伝えるとともに、近隣・地域住民の方々にも、学生が演じる能を楽しんでもらえる意義があります。
 当日は少し風が強かったものの、特設した能舞台の周囲に焚いたかがり火が揺れる中、練習を重ねてきた部員たちが「舞囃子 養老」や「能 船弁慶」を美しく舞いました。船弁慶の演目は、義経を慕う静、義経を恨む敵将の知盛という全く風情の異なる男女の役どころを一人で演じ分けるという見どころ満載の舞台で、約200人の観客を幻想的な世界に誘いました。

■立命館大学能楽部について
 1929年に創部した立命館大学能楽部。所属した部員の中には、プロの能楽師として活躍する卒業生もいます。毎年、薪能の他にも、11月には屋内に舞台を特設して実施する「立命能」を行っています。他にも、年間数回、各地域で仕舞(しまい)を披露したり、小中学生向けの出前教室などの活動を行っています。過去には、琵琶湖上に舞台を特設して湖上薪能に挑戦するなど学生ならではの柔軟な発想で新たな能楽にも挑戦しています。

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