日本詞曲学会

 



○日本詞曲学会につきまして


 宋詞研究会は、2003年6月に産声を上げ、その後こんにちまで11年余り、会員の皆様のお力添えにより、会誌の刊行、研究発表会、訳注検討会の開催等、活発な活動を続けて来ることが出来ました。本当にありがとうございました。特に会誌『風絮』は創刊号から毎年刊行され、翻訳を連載した『詞学名詞釈義』は、『詞学の用語』(汲古書院、2010年)として結実しました。また、『唐宋名家詞選』、四庫提要の詞籍の翻訳作業も、一歩一歩進んでいます。この間、諸先生方からは、多大なご支援を頂き、心から感謝申し上げます。
 さて、宋詞研究会も2014年3月に『風絮』十号を刊行し、一つの節目を迎えました。加えて、宋代文学の全国学会である「日本宋代文学学会」が設立され、宋詞研究会の今後のあり方が問われる時期になりました。そこで、発起人が今春から会の将来像について話し合いを進めてまいりました。その結果、会の名称を「日本詞曲学会」に改め組織を整えて、再出発しようということになりました。詞曲研究のますますの発展のために、皆様の御支援と御協力をお願い申し上げる次第です。

2014年8月
日本詞曲学会 代表
 保苅佳昭



○日本詞曲学会の活動


1.学術大会の開催
 毎年一回、学術大会(研究発表と討論)を開催しています。詳細につきましては、研究会・大会のページを御覧下さい。

2.会誌の発刊
 年刊にて会誌『風絮』を発刊しています。内容は、詞曲に関する論文、訳注、資料紹介、書評、海外論文の翻訳など。詳細につきましては、『風絮』のページを御覧下さい。

日本詞曲学会会則


○日本詞曲学会への御入会のお願い


 中国の詞や曲について少しでも興味をお持ちでしたら、ぜひ日本詞曲学会に御入会下さい。会員の方には、研究会開催の御案内や、研究発表・会誌『風絮』への御投稿の御案内などをお送りいたします。年会費は2,500円です。
 御入会頂けます場合には、下記宛にメールをお送り下されば幸いです。


事務局
〒157-8570
東京都世田谷区砧5-2-1日本大学商学部
保苅佳昭研究室
メールは こちら にお願いします。




第十七回「蘆北賞」(学術誌部門)受賞報告

宋詞研究会設立の言葉