梅棹 瞬


2005/8/16〜2005/9/12


Electrical Engineering and Computer Science Department
Tulane University
New Orleans, Louisiana, USA
(アメリカ合衆国 ルイジアナ州 ニューオーリンズ,テュレーン大学)
 

 

 実習内容の目的としては、UVMSにおいてロバストかつ高エネルギー効率で制御できる制御方法の探索であった。そこで、今回の実習では6自由度(並進3自由度、回転3自由)水中ロボットに3自由度アーム(3リンクアーム)のシミュレータを作成し、そのシミュレータを用いて、スライディングモード(SMC)とファジー制御を適用して
ロバスト性とエネルギー効率性を検証した。シミュレータ自体はドクターの方と坂上さんの方でC++を使用しほとんど作られており、私は初めMATLABでのシミュレータ作成を担当したが、あまりにもシミュレーション時間がかかるため、2週目からはC++で作られていたものの改良と、SMCとファジーを適用する際の最適ゲインの探索を行った。また、ニューラルネットワークなどの適用も考えているとのことだったので、そちらの取り掛かりも行った。帰国してからは、実習先での内容を計測自動制御学会(SI)へ論文投稿し、発表を行った。

 私にとっての実習の意義は、挑戦!である。院生になってから、大学時代に海外実習しとけばと思ったことがきっかけとなり今ならまだ行ける!と思ったが吉日で海外実習を決意しました。海外との研究スタイルの違い、生活の違いを吸収し、経験をつむことが目的であった。