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無線信号処理研究室の主要研究テーマ



■高速移動体通信技術

高速移動体通信 表示できませんでした 

 近年,環境配慮の点から鉄道システムに関する注目が高まっています. 国内の鉄道システムとしては,新幹線や在来線がよく知られています. これら鉄道システムの情報通信や運行制御には,多種多様な無線通信方式が活用されています. 特に,これら鉄道システムの安全・安心・快適をサポートするためには,時速数百kmを超える高速走行時においても, 人命を託すに足る信頼性を有した無線通信システムを構築することが重要となります. そこで,当研究室は,無線の電波環境が高速に変動するという課題に対して 「伝送路予測技術」「差動時空信号処理技術」 という技術で対応するべく,研究を進めています. 加えて,これらの研究成果により,高速鉄道のような厳しい環境においても,高信頼無線通信システムを実現することを目指します.





■高感度無線通信技術

高感度無線通信 表示できませんでした 

 災害発生時に,可搬衛星通信電話が被災者の安否確認に活躍したことは記憶に新しいと思います. せっかくこのような長所のある衛星通信が広く一般に利用されにくいのは,衛星と端末が遠く離れており受信される電波が微弱なこと, 使える周波数資源が限られており多くのユーザ数が同時使用できないためです. そこで,当研究室は,電波が微弱な環境での安定動作という課題に対しては 「ブラインド復調技術」 ,通信速度の大容量化という課題に対しては 「ネットワーク符号化技術」 という技術で対応するべく,研究を進めています. 加えて,これらの研究成果により,微弱な電波環境でも通信速度を高めた衛星通信システムを実現することを目指します.





■移動体音響通信技術

移動体音響通信 表示できませんでした 

 近年,日本周辺海域の豊富な海洋資源に関する注目が高まっています. 海洋資源開発には,自動航行ロボットが重要な役割を演じますが,その通信手段には幾つかの課題が存在します. 課題の一つとして,海中では電波の減衰量が大きく,通信媒体として音波を使用する必要があることが知られています. しかし,音速は光速の二十万分の一となり,通信環境の時間的変動の増大,信号の到達時間広がりの増大という問題を引き起こします. そこで,当研究室は,通信環境の高速な時間的変動への対応という課題対しては 「差動時空符号化技術」 ,信号の到達時間広がりの増大への対応という課題対しては 「マルチキャリア伝送技術」 という技術で対応するべく,研究を進めています. 更には,移動体音響通信の通信環境を測定するため, 「チャネルサウンダ技術」 の研究も進めています. 加えて,これらの研究成果により,無線通信の中で最も厳しいといわれる水中音響通信環境で,移動体音響通信システムを実現することを目指します.





■無線信号処理技術の展開

無線信号処理技術 表示できませんでした 

 無線信号処理技術は,電波による無線通信のみでなく,広範な分野に適用できるポテンシャルを有しています. 当研究室では,この無線信号処理技術を,電波による無線通信だけでなく,音響通信,光無線通信,センサ,高速回路インタフェースなど, 「新規分野に展開」 する研究を実施しています. これら新規分野への展開により,新規課題の発掘も同時に実施し,無線信号処理技術をより高度なものに発展させていきます. まず手始めに,2017年夏にリニューアルした滋賀県立琵琶湖博物館に,水中音を放送する装置を提供しました. 本装置,は当研究室の研究成果である 「水中音響通信」 の技術を活用して,水中音からリアルタイムで雑音を除去するものです. 今後も,継続して,新規領域に展開を実施する予定です.





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