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I. 立命館「産学連携による実践的マネージメント人財育成プログラム」の概要と特徴 |
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(1)プログラムの概要 |
「産学連携による実践的ITマネージメント人財育成プログラム」の概要(図1) |
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本プログラムは、立命館大学理工学研究科博士課程前期課程(修士課程)「情報理工学専攻(計算機科学コース)」のプログラムであり、修了時に修士の学位が授与されます。修業年限は2年であり、日本語能力に応じて日本語教育を事前に行う場合があります。このプログラムの目的は、日本とアジア諸国の架け橋となる優れたITマネージメント人材、すなわち、技術経営(MOT)の能力を有する高度なIT技術者を育成することにあります。プログラム修了後には日本企業もしくは日本企業の現地法人に就職することを想定しています。
この目的を達成するため、本プログラムは実践的な内容と手法で教育することを視点に設計されており、立命館大学の教員と企業の専門家(技術者・管理者)との両方が指導にあたります。
専門教育では、ITの研究開発能力に加えて技術経営(MOT)に関する能力を育成し、講義科目とワークショップのシナジー効果により実践力を育成します。また、ビジネス日本語教育や日本ビジネス教育、インターンシップ実施による日本のビジネス文化や商習慣の理解にも重点を置いています。 |
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(2)本プログラム修了生の活躍イメージ |
本プログラムの目指す、人財像・スキル・活躍イメージ |
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(3)教育プログラムの特徴 |
本プログラムでは、アジア諸国からの留学生を大学院修士課程で集中的に教育することによって、IT分野のマーケティング・企画・開発・保守などを管理する人材を育成します。具体的には、優れた施設・設備・カリキュラム・教員体制を誇る立命館大学の理工学研究科およびMOT研究科の教員と、日本を代表する企業からのプロジェクト管理実務担当者が互いに協力してプログラムを担当し、学生の指導にあたります。すなわち、「経営の側面」と「研究開発の側面」を、現場とアカデミアの2つの視点から教育することが本プログラムの特色といえます。 |
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<プログラムの特徴> |
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1) |
実習により情報技術開発を管理する人材の育成
・開発管理が困難とされるIT分野を対象としたマネージメントを習得します。 |
2) |
まなびと実践の連携による実学指向
・「講義」「ワークショップ」「課題解決型インターンシップ」により実践的な課題解決手法を習得します。 |
3) |
最終成果としての修了論文
・情報技術や情報技術管理に関する論文を作成します。
・大学教員だけでなく、企業の技術者・管理者による研究指導を受けることができます。 |
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※インターンシップの実施予定企業 |
株式会社内田洋行、オムロン株式会社、ニチコン株式会社、村田機械株式会社、パナソニック株式会社、
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、TIS株式会社 他 |
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(4)実施体制 |
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2)コンソーシアム参加企業紹介 |
1. |
株式会社内田洋行 |
2. |
オムロン株式会社 |
3. |
TIS株式会社 |
4. |
ニチコン株式会社 |
5. |
パナソニック株式会社 |
6. |
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ |
7. |
村田機械株式会社 |
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3)教員紹介 |
1.専門科目担当 |
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糸賀 裕弥(イトガ ヒロヤ) |
情報理工学部准教授・IT科目担当 |
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山本 哲男(ヤマモト テツオ) |
情報理工学部准教授・IT科目担当 |
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高梨 千賀子(タカナシ チカコ) |
テクノロジー・マネジメント研究科准教授・ MOT科目担当 |
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2.ビジネス日本語・日本ビジネス担当 |
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竹見 公仁子(タケミ クニコ) |
ビジネス日本語授業担当講師 |
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蒲 則男(カバ ノリオ) |
日本ビジネスセミナー担当講師 |
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他 |
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