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立 命 館 法 學

                                                        ISSN 2434-1975

2018年 第4号


 

 論     説   

責務(Obliegenheit)と犯罪論(1) 安 達  光 治
犯罪体系論の歴史に関する予備的考察
 
市 川   啓
詐欺罪における構成要件的結果の意義及び判断方法について(5)
 ――詐欺罪の法制史的検討を踏まえて――
佐 竹 宏 章
中国民事訴訟法における既判力制度について(2・完) 朱   省 志
SDGs(Sustainable Development Goals:
持続可能な開発目標)と地方自治体
 ――新たなガバナンスの構築を目指して――
久 保 田  崇
高校を核とする地方創生の試み
 ――奥尻高等学校の実践をてがかりに――
德 久  恭 子
「大阪都」=大阪市廃止・特別区設置の経済効果
 ――大阪府の歳出膨張,特別区の財政効率の予測を中心に――
村 上   弘
 判 例 研 究
個人識別情報の漏えいによる不法行為の成否
 ――ベネッセコーポレーション個人情報漏えい損害賠償請求事件――
  (最高裁平成29年10月23日判決判タ1442号46頁)
中 山 布 紗
紹    介
A・エーザー=W・ペロン編
『ヨーロッパにおける刑事責任および刑事制裁の構造比較
 ――比較刑法理論への寄与』(7・完)
刑法読書会
松 宮 孝 明
安 達 光 治(共編)
資    料
『1804年ナポレオン民法典』(6)〔遺稿〕
 
中 村  義 孝 (訳)
 アンドレアス・ロート
あの時,法であったものが,今になって不法であるなどありえない
――帝国議会議事堂放火訴訟においてマリヌス・ヴァン・デル・ルッベに
言い渡された有罪判決の破棄を勝ち取るための闘い――
本 田  稔 (訳)
                      学位論文審査要旨    
                      第16回天野和夫賞    

第380号