立命館大学 文学部校友会 文学部校友会

挨拶

2011年11月27日(日)衣笠キャンパス・清心館549号において、文学部校友会第3回総会を開催いたしました。 総会は午後からの開催であったため、午前中に総会に先立ち、オプショナル企画として20代の若手校友を対象とした若手交流会、 前回好評であったキャンパスツアーを行いました。

若手交流会
2010年度卒業生の藤由加里さんに呼びかけ人になっていただき、末川記念会館レストランカルムにおいて立食パーティ形式で若手校友対象の交流会を行いました。 会場では、現役学生も含め、卒業後間もない校友のみなさんが集い、和気藹々とした歓談の場となりました。
キャンパスツアー
今回も事前申込制でキャンパスツアーを行いました。総会当日は晴天に恵まれ、一行は清心館1階文学部事務室前を出発し、 まず啓明館心理学専攻の施設である臨床相談実習室の設備、さらに動物行動研究室でハトを使った実験の様子を見学、続いて、 今回キャンパスナビゲーターを務めていただいた日本史専修の院生二人の案内により、日本史学専攻・考古学の施設である考古学資料整理室で 発掘物の展示を閲覧しました。その後、晩秋のキャンパスを東へ移動し、歴史都市防災研究センターを訪れ、1階の展示室で開催中であった 「第5回地域の安全安心マップコンテスト」 の小学生の優秀作品を見学していただきました。また、文学部地理学専攻矢野桂司教授より、 歴史都市防災研究センター設立の経緯や「歴史都市京都の安心安全3Dマップ」 についての説明を受けた参加者の皆さんは、 実際に3Dマップのタッチパネルを操作して楽しんでいました。

2011年度 総会
今回の総会では、西川冨雄前校友会長がご逝去されて後、空席となっていた校友会長職に常任幹事会から推薦した哲学専攻出身の 中小路宗隆氏にご就任いただくことが満場一致で決定いたしました。 中小路新校友会長と桂島宣弘学部長のご挨拶ののち、 2009年度および2010年度の活動報告を行いました。その後、2009年度・2010年度の決算、 2011年度の事業案および予算案について藤副会長から 報告があり、質疑応答の後、拍手により承認されました。続いて、校友会規約の一部改正、文学部校友会の次期幹事について志田副会長から報告があり、 拍手によって承認され、総会は終了しました。


講演会
総会終了後、引き続き講演会を開催いたしました。まず最初に、文学部京都学プログラム 河原典史教授から 「立命館大学野球部の台湾遠征:1927年の2勝2敗」と題して、 立命館大学野球部の遠征をめぐる植民地期台湾の背景についての講演をいただきました。 続いて、文学部校友会の設立当事、文学部長としてご尽力いただいた文学部日本史学専攻 杉橋隆夫教授から、 「立命館大学文学部校友会設立の経緯について」と題した講演をいただきました。参加者のみなさんは、メモをとりながら熱心に講演を聴いていらっしゃいました。
懇親会
講演会終了後、衣笠キャンパス内の諒友館食堂に会場を移し、懇親会を開催いたしました。 中小路校友会長からのご挨拶ののち、桂島宣弘学部長の乾杯で開会した後、賑やかに歓談が行われました。宴もたけなわとなった頃、 トレードマークの白いブレザー姿で颯爽と登場した「立命館大学メンネルコール」の素晴らしい歌声に会場は魅了され、アンコールの声がかかるほどでした。 歓談の後、新しく幹事にご就任いただきました、東上史さん、藤由加里さんからのご挨拶に加え、各テーブルから一言ずつコメントをいただき、 賑やかな笑い声が絶えませんでした。最後に新幹事の東上さんのハーモニカ伴奏に合わせて全員で立命館大学校歌や応援歌「グレーター立命」を斉唱し、 和やかな雰囲気のうちに閉会となりました。様々な専攻や年代の卒業生が一堂に会し、それぞれの学生時代に思いを馳せ、交流を深め、文学部校友会の理念の達成への大きな一歩となりました。