立命館大学 文学部校友会 文学部校友会

挨拶

若手交流会
若手卒業生交流会はホームカミングデー・文学部企画における最初のイベント として開催されました。 31名の卒業生が参加し、参加者全員との自己紹介や、「近況に関すること」「仕事について」をテーマとしたグループ内での ディスカッションを通じ、 交流を深めあいました。最初は緊張しがちだった 卒業生も、自己紹介やグループ内でのディスカッションを通して次第にほぐれ、 終始笑い声のたえない和やかな雰囲気の中、交流会は行われました。アドバイザーとしてご参加いただいた先輩方とともに、お互いの近況や悩み などについて話し合い、お互いを励ましつつ、自身への刺激という糧としながら、それぞれが有意義な時間を過ごしました。 企画終了後は参加者同士で名刺交換を行うなど、専攻や回生を超えた若手卒業生のネットワーク形成の ための貴重な一歩となりました。
東儀秀樹氏 文化講演会 「雅楽のグローバル性と可能性」
文学部のメイン企画として雅楽師の東儀秀樹氏を迎え、「雅楽のグローバル性と可能性」をテーマに講演を開催しました。 東儀氏は奈良時代から続く雅楽の家系に生まれ、高校卒業後、宮内庁楽部で篳篥を主に、 笙、竜笛、琵琶、歌、舞、チェロなどを担当。 宮中儀式や皇居の雅楽演奏会に出席するほか、海外公演にも参加し、古典雅楽以外にもオリジナルの作品で国内外に雅楽ファンを生み出されてきました。 東儀氏の講演は、 雅楽で使われる楽器について、笙はパイプオルガンのルーツになっている楽器であり、篳篥は西洋の吹く楽器のルーツになっていて、 シルクロードを伝い西洋までもたらされた世界で最小の笛であることなど説明されました。 また、笙は天の音、篳篥は地上の音であるのに対して、 竜笛は天と地上の間、竜の鳴き声とされていることなど、楽器の音色についても話しが及びました。会場には320名の方が集まり、 雅楽師としてだけではなく、 各界で幅広く活躍されている東儀氏の講演に聞き入っていました。また、東儀氏によるミニコンサートも開かれ、 竜笛を使った「三ツ星」や篳篥を使った「I am with you」などが披露され、大盛況の講演会となりました。

<専攻・プログラム企画に出席された先生>

専攻・プログラム 参加された先生 
哲学専攻 加國尚志先生・北尾宏之先生・谷徹先生・服部健二先生
教育人間学専攻 鳶野克己先生・中川吉晴先生・林信弘先生・福原浩之先生
日本文学専攻 彦坂佳宣先生・花崎育代先生・中川成美先生・瀧本和成先生
福井辰彦先生・村田裕和先生・中西健治先生
中国文学専攻 芳村弘道先生・萩原正樹先生
英米文学専攻 川口能久先生・中川優子先生・佐野まさき先生
日本史学専攻 岩井忠熊先生・小関素明先生・桂島宣弘先生・木立雅朗先生
高正龍先生・ 杉橋隆夫先生・本郷真紹先生・矢野健一先生
山崎有恒先生・和田晴吾先生・ 佐古愛己先生・三枝暁子先生
下垣仁志先生・李豪潤先生
東洋史学専攻 松本英紀先生・本田治先生・松本保宣先生・落合淳思先生
西洋史学専攻 高橋秀寿先生・小田内隆先生
地理学専攻 河島一仁先生・吉越昭久先生・加藤政洋先生
藤巻正己先生 片平博文先生・高橋学先生
学際プログラム(人文総合科学
インスティテュート)
中村忠男先生・竹山博英先生・唐澤靖彦先生
総合プログラム
国際プログラム
田中省作先生・朝尾幸次郎先生・伊勢俊彦先生
心理学専攻 藤健一先生・土田宣明先生

東儀秀樹氏 文化講演会 「雅楽のグローバル性と可能性」
存心館地下食堂で文学部校友をはじめ、専攻・プログラムの卒業生、退職された文学部教職員、現職の文学部教職員、 学生が一同に会し、総勢102名の参加で文学部全体懇親会を開催されました。 まず藤副会長からご挨拶があり、桂島宣信学部長の乾杯で賑やかに 開会されました。その後、木村一信前学部長からのご挨拶をはじめ、退職された教員、若手校友、学生と幅広い層の方に校友会 へのメッセージを 頂きました。文学部の全体懇親会を通じて世代を越えた専攻・プログラムの卒業生が一堂に会し、懐かしい思い出話に花をさかせ、 同じ時間を共有することができました。 文部校友会の理念達成への大きな一歩とる懇親会でした。最後に立命館大学校歌を斉唱し、 大いに盛り上がり、藤副会長の閉会の挨拶で懇親会を終了しました。