立命館大学 文学部校友会 文学部校友会

挨拶

2009年11月29日(日)
衣笠キャンパス・清心館549号において、文学部校友会第2回総会が開催されました。
西川冨雄会長、木村一信学部長のご挨拶ののち、2007年度および2008年度の活動報告を行いました。
その後、2007年度・2008年度の決算、2009年度の事業案および予算案について藤副会長から報告があり、
拍手により承認されました。続いて、校友会規約の一部改正、文学部校友会の次期幹事について志田副会長から報告があり、 どちらも拍手によって承認されました。最後に、新しく幹事となる2004年日本文学専攻ご卒業の福島悠子さんよりご挨拶があり、総会は終了しました。
総会ののち、文学部名誉教授であり哲学専攻ご卒業の西川冨雄校友会長から、 「薪村の一休さん:その人間像―前学問的考察―」をテーマに講演いただきました。西川校友会長の故郷である薪村で過ごした 「一休さん」について、当時の史料をもとに描かれた、様々な一休さんの姿からその人間像に迫りました。参加者のみなさんも、 一休さんの人間像に迫りつつ、学生時代に校舎で聞いていた講義を思い出しながら懐かしそうに講演を聴いていらっしゃいました。
その後、同キャンパス内の諒友館食堂に移動し、懇親会が開催されました。西川校友会長から開会のご挨拶ののち、木村一信学部長の 乾杯で賑やかに開会されました。立命館ジャズクラブの生演奏や、出席された方から最年長の方と最年少の方に代表してご挨拶をいただき、 その後専攻テーブルごとに一言ずつコメントをいただきました。校歌にまつわるエピソードや、当時の知られざるエピソードをたくさん 聞かせていただいた後は、全員で立命館大学校歌を斉唱し、懇親会は終了しました。
懇親会終了後は、希望された方がキャンパスツアーへと出発。京都地方裁判所から移設した陪審法廷、 人間文化の所産を様々な視点から研究・分析し、後世に向け整理・保存・発信することを目的として設立されたアートリサーチセンターの 展示を見学しました。文学部の施設では、日本史学専攻・考古学の施設である考古学資料整理室で発掘物の展示を閲覧。
次に、心理学専攻の 施設である臨床相談実習室で箱庭実験の設備を見学し、さらに動物行動研究室でハトを使った実験の様子を見学しました。
その後、地理学専攻の施設であるマップライブラリーを訪れ、保管されているたくさんの日本全国地図を閲覧しました。
最後に昔のままの雰囲気が残っている日本文学専攻の共同研究室を訪れ、在学当時のことを思い出しつつ歓談し、キャンパスツアーは終了しました。 文学部校友会第2回総会・講演会・懇親会は以上のように、終始賑やかに、和やかに進行し、なごりを惜しみながら閉会しました。
専攻・プログラムで開催される同窓会とは異なり、様々な専攻・プログラムの卒業生が一堂に会し、同じ時間を共有することができる機会ともなり、 文学部校友会の理念の達成への大きな一歩となりました。