2014年度 研究会一覧
暴力からの人間存在の回復研究会
映画上映会 『遺言 原発さえなければ』 福島の3年間―消せない記憶の物語 | |
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開催日時 | 2014年10月8日(水) 開場12:30 映画上映 13:00~16:45 豊田直巳監督トーク 17:00~18:00 |
会場 | 立命館大学 衣笠キャンパス 以学館2号ホール |
入場無料・事前申し込み不要 | |
共 催 | 国際平和ミュージアム |
映画 | 『遺言 原発さえなければ』 福島の3年間―消せない記憶の物語 (山形国際ドキュメンタリー映画祭正式出品作品) 共同監督:豊田直巳/野田雅也 編集:安岡卓治 製作:映画『遺言』プロジェクト 予告編 映画上映会『遺言 原発さえなければ』―公式サイト |
解説 |
![]() ![]() 苦しみをのり越えて新たな挑戦が始まる 2011年3月12日... 福島第一原発事故の取材現場に駆けつけた二人のフォトジャーナリストは、いち早く撮影を開始。以来、2013年4月まで、その土地の人々とともに過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの試行錯誤、もがきの中で気づいた家族、仲間、奪われた故郷への思い、そして見えてきた本当に守るべきものの存在... 3年にわたり記録された250時間の映像が、3.11後の今を生きる私たちに問いかけるものとは― 一章 汚染 取り残された住民たち 二章 決断 酪農家人生の崩壊 三章 避難 ご先祖さまを残して 四章 故郷 つなぐ想い 五章 遺言 原発さえなければ |
「暴力からの人間存在の回復」研究会では、豊田巳・野田雅也共同監督によるドキュメンタリー『遺言 原発さえなければ』の上映会と監督トークを開催します。2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故は、被災地の人々の生活を根本から破壊しました。事故から3年半を経ても、私たちの社会は、原発事故の後、社会と人間のあり方をどのように考えていけばよいのか、その解答を見つけられずにいます。 『遺言 原発さえなければ』は、原発事故後の福島の人々の生活を記録したドキュメンタリーであり、原発事故以降の私たちの思想の原点となるべき事実の数々を静かに伝えてくれます。「暴力からの人間存在の回復」をテーマにする私たちの研究会にとっても、研究活動の根幹に関わる非常に重要な上映会です。 上映終了後、豊田直巳監督にトークを行なっていただきます(午後5時より)。多くの方のご参加をお待ちしております。 |
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衣笠キャンパス及びキャンパス周辺には駐車場はございませんので、自動車・バイクでのご来場はご遠慮ください。公共交通機関をご利用下さい。 |
開催日時 | 2014年10月12日(日)14:00~17:30 末川記念会館第3会議室 |
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テーマ | 現代思想と物質性 |
報告者 | 大家 慎也(神戸大学大学院/日本学術振興会特別研究員) 「モノとともに生きること」 黒岡 佳柾(立命館大学非常勤講師/立命館大学人文科学研究所客員研究員) 「身体、物体、死体―ハイデガーの身体問題から出発して―」 横田 祐美子(立命館大学大学院) 「唯物論としての「内的体験」―バタイユにおける「未知のもの」と質料としてのアルケー―」 |
コメンテーター | 小野 文生(同志社大学准教授) 柿並 良佑(立命館大学講師) 本田 康二郎(金沢医科大学講師) |
コーディネーター | 横田 祐美子(立命館大学大学院) |