講演内容
昭和の初期、マルクス主義が多くの知的青年の心をとらえた。
その理論そのものより社会変革へと向かう夢が青年の理想主義をかきたてた。
しかし権力の側の徹底した弾圧で、運動に参加した青年たちの多くは挫折し、転向していった。
高見順は、そのいわゆる「左翼くずれ」の青年たちの屈折した心情、苦しみ、自虐を描いて、多くの読者に感銘を与えた。
その著『如何なる星の下に』『故旧忘れ得べき』『いやな感じ』などを通し、昭和の青年たちの心情を考えてみたい。
公開講演会への参加について
日程・参加方法
日 程 |
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参加方法 |
事前申し込みは必要ありません。※聴講無料 駐車場がございませんので、公共交通機関でお越し下さい。 |
お問い合わせ先
主 催 | 立命館大学 衣笠総合研究機構 http://www.ritsumei.jp/b-liaison/index_j.html |
お問い合わせ先 | 立命館大学衣笠総合研究機構 人文社会リサーチオフィス(担当:古川) 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 TEL.:075-465-8236(内線511-2561) FAX:075-465-8371(内線511-2391) MAIL:doyo@st.ritsumei.ac.jp |