紀要 21巻1号  2009年8月
 
目次  執筆者一覧
 
特集 連続講座「国民国家と多文化社会」第19 シリーズ
「格差拡大社会とグローバリズム」
  はじめに 中川成美
岡野八代
pp. 3 - 6
  
第1 回 シングルマザーの今を考える ―「格差社会」の流れの中で
  
  現代日本の子づれシングルと子どもたち 神原文子 pp. 7 - 27
  体験と事例から見える,シングルマザーの現状 風間成美 pp. 29 - 36
  ひとり親家庭で育つということ 大森順子 pp. 37 - 45
  
第2 回 格差社会と文学1―桐野夏生を読む
 
  格差社会と娼婦―桐野夏生「グロテスク」を検証する― 種田和加子 pp. 47 - 54
  家族の解体と個の再生の物語
―高齢者格差問題と桐野夏生『魂萌え!』―
金子幸代 pp. 61 - 68
  『メタボラ』 ― 搾取をどう描くのか ― 四方朱子 pp. 73 - 87
  全体討論   pp. 95 - 104
  
第3 回 格差社会に憲法はなにを言うことができるのか?―「生存権」をめぐる対話
  
  生存権と『自由な社会』の構想 笹沼弘志 pp. 105 - 114
  生存と傍観―私たちと他者― 遠藤美奈 pp. 115 - 126
 
 第4 回 格差社会と文学2―弱きものとしての子供 
  
  〈細民〉としての子ども―樋口一葉の小説を視座に― 菅 聡子 pp. 127 - 133
  商品化される貧困
 ―『にあんちゃん』と『キューポラのある街』を中心に―
林 相珉 pp. 135 - 142
  プロレタリア文学と児童労働
 ―佐多稲子『キャラメル工場から』の描いたもの―
鳥木圭太 pp. 143 - 154
  質疑応答   pp. 155 - 166
       
2008年度 プロジェクトB4 研究報告(5)
戦後の農民運動と農村の変容
  はじめに 西川長夫 pp. 167 - 168
  ホメーロスの『イリアス』『オデュッセイ』の
英雄叙事詩の一時代の後を承けて
いいだもも pp. 169 - 191
  松下清雄(渡辺武夫)関連記事
―常東農民組合から茨城農民同盟へ―
伊藤淳史 pp. 193 - 200
       
個別論文
  男女共学大学の軍事文化と女学生の「市民権」構成過程
―音楽学部声楽科を中心に―
 羅 允慶
金 友子(訳)
pp. 201 - 225
  关于拟声词重叠式ABB 的认知语义分析 張 恒悦 pp. 227 - 239
  日本の伝統的木版摺り具の名称「バレン」が
ドイツ語からの借用語である可能性について
ヒルド麻美 pp. 241 - 259
       
  『立命館言語文化研究』16 巻1 号~ 20 巻4 号 執筆者索引   pp. 261 - 269
  『立命館言語文化研究』16 巻1 号~ 20 巻4 号 総目次   pp. 271 - 293


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