紀要 22巻3号 2011年1月
 
   
目次  執筆者一覧  
   
シンポジウム・プロレタリア芸術とアヴァンギャルド
せめぎあう「物」と「身体」の1920-30 年代
 
  回覧雑誌『密室』の画文共鳴
―象徴主義とモダニズムの通路をめぐって―
木股知史 pp. 3 - 16  
  「美術」の進出―人形座にみる大正期新興美術運動の様態― 滝沢恭司 pp. 17 - 33  
  漫画からみるプロレタリア文化運動 足立 元 pp.35 - 51  
  自慰と尖端―『マヴォ』とその周圏― 野本 聡 pp.53 - 63  
  首のない体/字面のない活字―印刷術総合運動『死刑宣告』の身体性― 村田裕和 pp. 65 - 79  
  中西伊之助と大正期日本の「不逞鮮人」へのまなざし―大衆ディスクールとコロニアル言説の転覆― アンドレ・ヘイグ pp. 81 - 97  
  プロキノ研究史がかかえる問題 佐藤 洋 pp. 99 - 110  
  プロキノ映画『山宣渡政労農葬』フィルムヴァリエーションに関する考察 雨宮幸明 pp. 111 - 124  
   
2008 年度プロジェクトB4 研究報告(9)
戦後の農民運動と農村の変容
 
  はじめに 西川長夫 pp. 125 - 127  
  松下清雄『三つ目のアマンジャク』論―絶望を生き抜くことの痛み― 内藤由直 pp. 129 - 143  
  [翻刻]松下清雄から西川長夫への手紙(2001 年1月26日第二信) 松下清雄(著)
内藤由直(解題・翻刻)
pp. 145 - 150  
  [翻刻]松下清雄の長篇小説「三つ目のアマンジャク」について 松下清雄(著)
内藤由直(解題・翻刻)
pp. 151 - 156  
  2008 年度プロジェクトB 4「戦後の農民運動と農村の変容」研究報告総目次       pp. 157 - 158  
   
個別論文  
  学習者の動機づけと英語熟達度が動機づけ方略への認識に与える影響 廣森友人 pp .159 - 167  
  一九二〇年代の中国「小品文」に関する一考察―周作人『雨天的書』序文を中心に― 鳥谷まゆみ pp .169 - 184  
  中日母語場面の初対面会話における話題開始の比較―参加者間の相互行為に注目して― 楊 虹 pp .185 - 200  
  日本SF におけるナノテクによる社会的影響の批判的展望―『銃夢』のケーススタディ― タヤンディエー・ドゥニ pp .201 - 218  
   


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