活動報告

2024/06/06

立命館大学 事業継承塾 2024年度春学期第1回講演会を開催しました


講演会ポスターで経歴を拝見したときには、どこか遠い世界にいる人のお話だろうなと感じていました。ミシガン大学MBA→事業継承→業績V字回復→数々の賞を受賞→クリエイティブで先進的な企業へのリブランディング、あまりにも鮮やかで煌びやかな川口社長の事業継承。

 

ですが、実際にご自身で作成されたモチベーショングラフの説明とあわせて、事業継承者として感じ、考え、実行してきたことを聞くことであっという間に先入観は覆ります。やっぱり、その立場に立った人から直接聞かないとわからない。川口社長のお話の内容は「苦悩しながら歩んでこられた人だからこそ」のパンチラインと、これから「自分がするべきこと」への覚悟に満ちあふれていました。 

川口社長は立命館大学の卒業生なので私たちの「先輩」でもあります。今回のお話、私たちはこの5点を「後輩」として継承すべきだと感じています。

 

 長く続くものには理由がある▶️その理由(歴史)を知る、強みを知る

 時代の流れを読む▶︎その時代にあっていないアイディアはNG、タイミング大事

 ストーリーを描く▶︎みんながわくわくする妄想を

 失敗から学ぶ▶︎とにかく失敗ありきでやってみる。そこからプロセスを考える

 自分の人生を生きる▶︎やりたくてしょうがない(夢中になる)ことを見つける

 人生を変えるほどの選択は大体反対されるし、時として教訓は壁を乗り越えるまで得られない

  

いつか将来、追い詰められたときに、きっと自分たちはこのことを思い出すことになるはずです。

川口社長、ありがとうございました。


文責;立命館大学経営学部事業継承塾事務局 馬渡