• 013
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キャンパスアジア・プログラム

1学期中国、2学期日本、3学期韓国。
国境を超えてアジアを学ぶ。

もはや、政治経済で利害をぶつけあうだけでは、アジアの未来はない。
文化の交流を通じた相互理解こそが、アジアの発展につながるはず。
そんな考えのもと、今年2月から日中韓の3ヶ国を学期ごとに移動し、
単位を取得する「キャンパスアジア・プログラム」が始まった。
各国から選抜された学生が、それぞれの国の文化や歴史を、
その国の言葉で2年間共に学ぶ。
留学の先をいく、アジア初の試みだ。
「スポーツや文化を通じた民間交流こそが、日中韓の関係を良くすると思う。」
参加学生のひとりはそう語る。
事実、音楽や芸能の話題をきっかけに彼等はすぐに友達になった。
ここに集うメンバーは、共に暮らす仲間であり、共に学ぶ仲間。
国際社会での懸案事項は、近隣の国々との相互理解に欠けること。
個人レベルで深くつながる関係こそが、新しいアジアをつくることになる。
アジアの未来を牽引するリーダーが、ここから生まれるはずだ。