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  • スポーツを学び、世界へ挑戦

スポーツ健康科学部 板庇雄馬

世界との差は、体より頭でうめる。

「がむしゃらに練習しているだけでは、世界レベルには届かない」
彼にそう感じさせたのは、留学先ハワイで見た世界トッププロ選手たちの取り組み。
最新のトレーニング理論、栄養学、メンタルの強化策など、
スポーツはするものではなく、学ぶものであることを実感した。
そこで、あえて練習環境の整った企業や強豪校ではなく、
理論や知識を学ぶためにスポーツ健康科学部への進学を決めた。
「理論や知識を身につけることができれば、トレーナーがいなくても
合理的な練習や新しいトレーニング法が実践できるはず」と語る。
彼は大学での学びをトレーニング中のみならず、普段の生活にも取り入れていった。
そして、昨年、見事に日本代表強化選手に選出されるまでに。
「施設の整った強豪校でトレーナーが作ったメニューをこなすのではなく、
効果的な練習とは?を常に考えなくてはならない環境が良かった」とも。
この9月、彼は学生生活最後の世界選手権へと挑む。