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- スマホアプリで人を繋ぐ
株式会社フラミンゴ代表取締役 金村 容典(2015年法学部卒)
外国人留学生にこそ、働き方改革を。
現在、日本にいる留学生は約27万人。
就労ビザを持たない彼らが生活費を稼ごうと思うと、
高時給の深夜バイトが選択肢になる。
睡眠時間を削って働き、授業に臨む毎日に疲弊する人も少なくないという。
「すべての外国人留学生が健康的に働ける機会をつくろう」と開発したのが
母国語を教えられる留学生と教わりたい日本人をマッチングさせるアプリ。
カフェなどの通い慣れた場所で、スマホひとつでレッスンが受けられる仕組みだ。
しかし、見知らぬ外国人に教えてもらうという抵抗感を払拭しなければ
利用にドライブはかからない。
彼らは留学生と面談を繰り返し、プロフィールなどの情報を充実させる他、
レビュー機能を設け、安心して講師を選んでもらえるシステムを作り上げた。
クチコミなどで徐々に評判が広がり、
今では3000人の講師を抱える国内最大級のプラットホームに成長。
留学生が健やかに働ける環境を増やすと同時に、
「将来的には、ここでの講師へのレビューが基準となり、
安定した雇用や金融サービスの利用、入居審査のサポートに繋げたい」と彼は語る。
外国人にとっても暮らしやすい国へ。このアプリがその一助となるはずだ。