02.28


2014

春季集中講座

原田 直哉(日・韓・中連携講座受講生)

春季集中講座

原田 直哉(日・韓・中連携講座受講生)

 2月18日から2月22日までの5日間、広東外語外貿大学で春季集中講義が
行われました。遠隔システムを通して後期の間、議論をしてきた三カ国の学生
(立命館大学、東西大学、広東外語外貿大学)が一堂に会し、交流を深め合いました。



 19日には、広東外大の先生方に講義を行っていただきました。
まず、陳多友先生が「新たな東アジア文化建設についての私見」と題した講義を
行いました。貴重な話に学生たちは真剣に耳を傾けていました。
次に、程亮先生に「中国のミニブログの伝播特徴-行政機関の情報公開をめぐって」
という講義をしていただきました。というのも、後期を通して三カ国の学生で
議論してきたのは、「ネット問題」についてだったからです。
先生の講義によって中国のネット事情をさらに深く学ぶことができました。
 20日には、全員でバスに乗って仏山祖廟と南風古灶という観光地を訪れました。
どちらも広州の長い歴史を感じさせる場所で、印象的な建物や壮大な景観に
目を見張りました。



 21日は、「ネット問題」について学生で討論会を行いました。
これまでの授業の集大成として、盛んな議論が繰り広げられました。
現在私たちの生活には欠かせないものとなっているネットについて、三カ国で
どのような問題が起こっているのか。そして、どう社会が変化しているのかなどを
話し合い、非常に有意義な議論であったと思います。



 また、3日間を通して班別にフィールドワークも行いました。それぞれの班が、
中国の学生の案内で北京街や越秀公園、広州タワーなどの観光地を訪れたり、
現地のグルメに舌鼓をうったり、広州を十分に満喫しました。
そして、何より三カ国の学生が互いに友情を育むことができました。



 21日の夜には送別会が開かれ、別れを惜しみつつ、今度は夏に日本で
行われる集中講義での再会を誓い合いました。



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