07.11


2014

国際フォーラム感想(日本ステイ9週目・その2)

広東外大パイロット学生 肖睿(シャオ・ルイ)

国際フォーラム感想(日本ステイ9週目・その2)

広東外大パイロット学生 肖睿(シャオ・ルイ)

 7月5日、アジアの未来を切り拓く人材育成を目指す「日中韓キャンパスアジア国際フォーラム」が開催されました。今回のフォーラムでは、私たちキャンパスアジアの学生によるプレゼンテーションがあり、私とほかの5人の学生が代表として発表しました。発表自体は大成功だったといえますが、実は、発表の準備期間が1ヶ月しか無かったので、とても大変でした。


 まず、毎週6人での会議が週に3回くらいあり、発表の日が近づくと、ほぼ毎日会議をすることになりました。会議は主に発表内容、PPTの内容、舞台で発表する時の形式について討論しました。最初の段階では、私たちの2年間の移動キャンパスについて伝えたいことが多すぎて、効率よく発表が出来ませんでした。短期間で質の高い発表にしないといけないというプレッシャーから今まで感じたことがないような焦りを感じました。でも、発表の準備に協力してくれた皆のまじめな顔を見ると、自分が「やらなきゃいけない」という感じがしたので、一生懸命頑張りました。
 また、会議で皆が自分のアイデアを言うので、時々意見がばらばらになりそれを統一するのがとても大変でした。その時、中途半端にならないように、皆が互いに意見を聞いて、紙に全員の意見をしっかりとまとめ、その中から最終的にいいアイデアを選び統一していきました。時間はかかりましたが、この過程があったからこそ納得のいく発表が出来たと思います。



 今回の発表はみんなの協力があるからこそ、成功することができたと思います。日本人学生からの台本修正の援助、PPTについての援助、発表のイントネーション修正と表情の練習の援助、そして、先生たちからの貴重な意見とやさしい励みの援助…心よりお礼を申し上げます。発表の準備はとても大変でしたが、皆さんの援助があるので、心が暖かくなり、感動して、感謝の言葉しかありません。

 発表後、帰りのバスでみんなに「ありがとう」と伝えましたが、それでも伝えたりません。この記事を書きながらその思いはより一層強くなりました。だから、ここでもう一度みんなに「ありがとう」の気持ちが伝わればいいなと思います。


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