11.05
2014
韓国ステイ・6週目
立命館大パイロット学生 山本すみれ

韓国ステイ・6週目
立命館大パイロット学生 山本すみれ
こんにちは。釜山もぐっと寒くなり、出掛ける時にはコートが手放せない季節が来ました。
さて、今回は韓国学期の目玉授業「韓国地域研究」について紹介したいと思います。
この授業、一体何をしているのかと言えば、日中韓2人ずつ6人で構成されたグループで、東アジアの領土・歴史問題について切り込んでいきます。テーマに関する報告書の提出一週間後、対立テーマを調査するチームとの討論が待っています。(ex. Aチーム竹島は日本の領土、Bチーム独島は韓国の領土)
私も然る火曜日、「植民地近代化論」について発表・討論を行いました。
報告書作成や討論準備を進めながらチーム内でも度々意見が割れます。何しろ受けてきた歴史教育も違えば、個人の考え方も違います。さらには絶対的な正解もありません。
報告書作成のために、夜中の4:00まで作業をやっていたこともあります。(※大変稀なケースです)
「これ、やめたらあかん?」
「好烦呢!(中国語で「あー面倒くさい」)
「멘붕ㅠㅠ」(韓国語で「メンタル崩壊」)
30人それぞれ辛かったこと、大変だったことがあるはずです。
ただ、私個人の意見としては、この発表を通して今まで漠然ともっていた「私の意見」が根拠のある確固とした意見に変わっていきました。
韓国・中国人がどんな風に考えているのかを聞くのも、それについて討論するのも、私にとっては本当に面白いことです。
来週で全ての発表・討論が終わるので、それぞれの準備中にあったこと、裏側についても聞いてみようと思います。