こんにちは。キャンパスアジア2期生の小熊真奈、澤野有輝です。
今回のCAMPUS ASIAブログでは、移動キャンパス2周目を迎えた私達がどのような授業を受けているか、どのような生活を送っているかについてお話していきたいと思います。
~授業~
3回生の授業は韓国語の授業と一般教養の授業の2種類があります。韓国語の授業は韓国語能力試験の日までその対策をします。知らなかった語句や単語が毎週のように出てきて大変でしたが、毎日復習を欠かさないことで韓国語のレベルが上がってきたように思います。
韓国語能力試験が終わり、今は討論の授業を行っています。テーマは死刑制度の是非や動物実験の是非など意見が分かれるものが多く、それを韓国語で議論するというのは難しいです。しかし、この授業を通して韓国語の上達しただけでなく社会問題について自分の意見を持つきっかけになりました。
一般教養の授業では自分で授業を選択できます。全てを紹介することはできないので二つほど紹介します。
まず中国研究という授業についてです。中国研究では中華人民共和国の思想や経済についての講義が中心です。経済用語も韓国語で説明され少し難しいですが、それでも専門性が高く、授業終わりに中国人の友人と授業で出た話題について話し合い、かなり考えさせられる講義になっています。
日本研究は、グループ毎で日本の映画を題材にし、そこからわかる日本の社会問題や日本が置かれている状況について発表をします。グループはキャンパスアジアプログラムに参加している日本人、中国人、東西大の一般学生で構成され、発表準備では意見交換を経て三国間でそれぞれの価値観を共有します。そうすることで三国間での相違点を知るだけでなく相対的に日本についてみることができます。この様に従来の授業では得ることができない経験ができ非常に有意義な授業です。
~課外学習~
先日、東西大学では日本の慶應義塾大学の教授を迎え、特別講義が開かれました。東西大CAPでは、不定期で外部から講師をお招きし、このように特別講義が開催されるのですが、特別講義で扱われる内容は多岐にわたり、私達が移動キャンパス中など普段の授業で学んだことのない事を学ぶ良い機会になっています。内容は少し難しいですが、皆いつも集中して聞いています。
特別講義が終わった後は、発表の準備をしに図書館へ行きました。東西大の図書館は24時まで利用することができます。図書館の中にはカフェやパソコン室などもあり、快適に過ごせます。図書館の窓から見た景色がとても綺麗です。
~男子学生の生活~
他のブログでは男子学生の留学生活についてあまり述べられていないので、澤野から男子学生がどのような生活を送っているかについてお話していきたいと思います。
私の部屋は3人部屋で同級生の中国人と4期生の韓国人と生活しています。男子は人数が少ないですが、その分親睦を深める機会が多いです。分からないところがあれば教えあい、語りたければ語り合える。そんな間柄です。特に同級生の中国人とは今の日中間の問題や将来について遅くまで語り合うことがしばしばあります。他の中国人、韓国人の友人に関しても毎日一緒にご飯を食べ、笑いあい、苦しみあい充実した毎日が送れています。
~最後に~
東西大学では特別講義の他にも様々なイベントが用意されており、多くの経験ができます。CAPの後輩の皆さんは、積極的に参加してみてください。(小熊)
私はこのキャンパスアジアプログラムに参加して本当に良かったと思います。普通の大学生では経験できないことをして、一生付き合っていける海外の友人もたくさんつくることができました。毎日の生活が人生の財産となっていることを自覚して留学生活を送っていきたいと思います。(澤野)
以上。