皆さんこんにちは。キャンパスアジアプログラム8期生の角谷実咲です。私は春学期に中国に留学し6月末に帰国しました。皆さん、役立つ情報や体験について書かれているようなので私もこれから留学に行く方や興味がある方にも有益になるようなトピックを二つご紹介したいと思います。
まず一つ目は病院についてです。いきなりヘビーな感じにはなってしまうのですが、中国についてからしばらくして、留学生寮内で風邪が流行し、お恥ずかしながらインフルエンザと細菌系感染症のダブルパンチを食らって寝込んでいました。私は、ありがたいことに同期生が既にかかっていた日系病院を紹介してもらえたので、深夜ではありましたが診察してもらうことが出来ました。海外で言語もまだまだ不自由な中、自分の病状を適切に説明するのってすごくハードルが高いですよね。その点で同期が助けてくれたことは本当に感謝しかないです。
私が診察していただいた病院は「桜華クリニック」さん(今回は日本語で表記させてもらっています)というところで主に中国人の先生が診察を行われていますが、院内に通訳の方が常駐されていて診察中付き添って病状などを伝えてくださるのですごく安心です。診察後はその場で薬も処方してもらえるので、わざわざ薬局に行きなおすこともありません。大きなオフィスビルの中に入っているので院内はあまり大きくはありませんが、総合病院のように様々な専門の先生が所属されているので、複数症状がある場合でも一度に診察してもらえるので非常にありがたいです。(私も実際にインフルエンザの他、中耳炎·副鼻腔炎を併発したので内科と耳鼻科の先生にお世話になりました(;’∀’))
病院は学校からタクシーで30分程度のところにあります。「病院に行くためにわざわざタクシー呼ぶのは...」と思われる方もいらっしゃると思いますが、中国と日本ではタクシーの相場が違います。場所を指定し、現在対応可能な車を値段別に表示してくれる便利なアプリがあり、30分程度行ける場所なら広州の相場は大体30元から45元程度(日本円で700円から1000円しないぐらい)。また、このタクシー代も出国前に加入していた保険から賄ってくれるため、病院で申請書を提出すれば、返金してもらうことも可能です。もちろん治療費や薬代も保険適応内であれば料金はかかりません。私は中耳炎が長引いてしまったので授業の合間を縫って一か月ほど通院していましたが、最初に払った保険料以外の請求はありませんでした。
学校内にも病院はあるのですが設備や日本語対応の有無を考えると圧倒的に日系病院がおすすめです。私もそうだったのですが、慣れない海外で病気になった時、言葉が通じないことで余計に不安になります。そんな時に日本語で話せるだけでも安心感がありますし、職員の方も丁寧に対応してくださったので非常にありがたかったです。(通院機関の最後には担当の通訳さんと耳鼻科の先生と雑談できる程度には仲良くなれました(*’▽’))このように海外に行かれる際は、自分が行く先の日系病院の有無や加入した保険の種類などを事前に確認しておくといざという時、非常に安心です。
さて、先ほどまでは心配を煽ってしまうような内容でしたが、二つ目は楽しかったことについてもお話ししたいと思います。中国では国立の博物館や美術館などの常設展示を予約すれば無料で観覧することが出来ます。
広州市には「広東省博物館」や「広東美術館」など学校から一時間以内で行ける範囲に大型の施設が多く、私も休日になるといろいろな所に足を運んでいました。
中国に到着してから一か月は休みのほとんどを通院に費やしていたのでその反動ですかね(^-^;。「We chat」を使えば外国人でも簡単に予約を取ることもできますし、広州は中国国内でも有数のイベント開催地らしく「小红书」で検索すると一か月のイベント開催情報なども紹介されています。せっかくですし様々な情報を仕入れつつ行きたいと思ったイベントなどにはぜひ参加してみてください。
既に帰国して一か月ほど経っているのですが、ずっと中国ロスで「帰国したい」が口癖です(^-^;出だしで風邪をひくなど苦労がなかったわけではないのですが、それを差し引いても楽しさが勝つぐらい素晴らしい経験でした。ありがたいことに来年も中国に行くことが出来るので次は体調に気を付けて活動したいです。同じく目下に迫った韓国派遣も頑張っていきたいと思います!以上報告でした~(*’▽’)