06.28


2013

「金 文京先生講演会と学生交流会」

キャンパスアジア担当教員 廣澤 裕介

「金 文京先生講演会と学生交流会」

キャンパスアジア担当教員 廣澤 裕介

 6月28日、立命館大学文学部のキャンパスアジアプログラムと東洋研究学域
現代東アジア言語・文化専攻の共同開催の講演会として、京都大学人文学研究所
教授の金文京先生の講演会を実施しました。
「『三国志』から見る現代東アジア国際情勢」というタイトルで、現代東アジアに横たわる
諸問題の背後には、歴史的な国家間の対外意識に関わっていると、東アジアの
国際関係史を各国の地図や憲法などを参照しながらお話になりました。
 当日は約100人の来場者があり、キャンパスアジアの学生だけでなく、立命館の
学生や教員、京都市内の大学関係者や一般の方もふくめ、多様な方に参加いただきました。
質疑応答では、予定時間を越えるほど、若い学生たちからの質問が相次ぎ、金先生からは
丁寧な回答・説明がありました。現代の東アジアを取り巻く国際情勢を見る上で、
重要な視点・認識を示していただきました。



 また、講演会の終了後に、場所を移し、現代東アジア言語・文化専攻の創設、
キャンパスアジアの2学期の記念としまして、学生交流会をおこないました。
専攻主任の佐々先生のお話、東洋研究学域の諸先生の自己紹介があったあと、新専攻の
1期生となった学生たちが、現代中国研究や現代東アジア言語・文化講読演習などの
特色ある授業をそれぞれ魅力たっぷりに、またキャンパスアジアの中国・韓国の学生が
キャンパスアジアの1学期・2学期の様子を、会場を爆笑の渦に巻き込んで紹介しました。
力を合わせて授業の様子を伝えてくれた学生たち、ありがとう。



 この交流会にも多くの学生たちが参加し、専攻の中で新しい友達を作ったり、
キャンパスアジアの学生と会話を楽しみました。
予定時間を大幅に過ぎてお開きになったのですが、そのあともおしゃべりがとまらず、
会場を出て延長戦に突入した学生たちもいたようです。
後日、専攻の学生から「あのような交流会をもっとしてほしいです」という
感想がありました。
とても楽しい交流の機会となりました。






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