07.11


2013

感動したこと

中国パイロット学生 崔 紫茵(ツイ ツーイン)

感動したこと

中国パイロット学生 崔 紫茵(ツイ ツーイン)

 日本に来てからもう2ヶ月以上が経った。この日本ステイの間、いろいろなところへ
行って、様々な人々と出会った。
その中で、一つ非常に感動したことがあった。
 ある日、私は友だちと一緒に大阪へ遊びに行った。とても楽しくて、時間も忘れた。
そのため、京都に帰った時はもう11時を超えていた。夜の京都は本当に怖かった。
お店が大体閉まっていて、道には人が一人もいなかった。
神社もたくさんあり、何か怖いものがあるかもと大変恐ろしく感じた。
もっと大変だったのは、私たちが何回も道に迷ってしまったことだ。
もうシェアハウスが明らかに付近にあるのに、なぜ帰れないのか、私は本当に
泣くほど怖かった。
よかったのは、その後やっとタクシーを見つけたことだ。
運転手は70歳くらいのおじいさんで、シェアハウスに戻る道を知らなかったので、
どうしても見つけられなかった。でも、そのおじいさんは親切にしてくれて、
地図を探して道がわかるようになった。私たちをシェアハウス前まで無料で送ってくれた。
 おじいさんにお礼を言うとおじいさんが温かく微笑みをかけて、私たちを安心させてくれて、
本当に感動した。私が外国人として、初めて日本人のやさしさをはっきりと感じた体験であり、
本当にありがたかった。



前へ戻る