10.23


2013

東西大学校キャンパスにて

キャンパスアジア担当教員 廣澤 裕介

東西大学校キャンパスにて

キャンパスアジア担当教員 廣澤 裕介

 いまさら、3週間前の話をするのも、なんですが…
9月下旬に、東西大学でおこなわれた三大学教職員合同会議のあとも、
教員と職員が1名ずつひきつづき釜山に滞在し、学生との面談、宿舎や
学内施設の見学、授業見学などを行いました。
 学生たちは1学期広州で、2学期京都で、3学期釜山で、徐々にレベルアップする
授業・プログラムに、必死になってがんばっているようでした。
またキャンパスアジア用の授業以外に、韓国で行われている韓国語検定試験の
ための特訓クラスに自主的に参加する学生もいて、まさに勉強に明け暮れて
いるようです。



3か国の学生が一緒に暮らす宿舎は東西大学のキャンパス内にあり、日本での
シェアハウスより個人で使えるスペースが広いので、快適な生活をおくれて
いるようです。日頃の食事は大学付近で、あれがうまい、これがうまいといいながら、
食堂のおばちゃんが作った料理を食べ、週末には友人を誘って繁華街に映画を
見に行ってみたり、単独で冒険したりするそうです。



  また、中国学生と日本学生が出ている韓国語の作文クラスを見学しました。
非常にアクティブな先生で、学生とのコミュニケーション量も多く、学生たちは
とても真剣に、時に笑顔を見せながら授業に参加していました。
私のカンでは、この日のテーマ「結婚式」?
 午後には、日本の立命館大学から遠隔システムを使って行う金先生の授業を
見学しました。金先生は京都の立命館にいて授業を行い、学生たちは釜山の
東西大にいてインターネット回線で送られてくる映像(授業)を受ける、という仕組みです。
これによって日本にいるイケメン教員の授業を毎週受講できるわけです。
韓国の社会、歴史、文化について学ぶ授業で、立命館の学生と広東外大の
朝鮮語学科の学生が参加しています。学生たちは決められたさまざまなテーマに
関して、朝鮮語文献を参考にして、日本語でプレゼンテーションを行います。
先生にするどい質問をしたいときは、ビシーッッとするどく手を挙げます。




 
 10月は東西大学でさまざまなイベントが用意されているようです。
すでに、このブログでも報告があった、宿泊付きのフィールドワークや韓国で
実施されている10個のキャンパスアジアプログラムが一堂に会するイベントに
参加したり、ユネスコ主催の世界文学会議をお手伝いをするなど、行事が
盛りだくさん。日本ではなかなか得られない貴重な経験になることでしょう。
食欲と学問の秋ですから、おいしい韓国料理をたくさん食べて、勉強がんばってね。
今週から、上記の金先生が東西大にて、立命館主催の授業をおこなっております。

中国の学生も、韓国の学生も、もちろん日本の学生も、がんばれよ!


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