06.24


2014

新しい学び方(日本ステイ7週目 その2)

東西大パイロット学生 맹한재(メン・ハンジェ)

新しい学び方(日本ステイ7週目 その2)

東西大パイロット学生 맹한재(メン・ハンジェ)

 日本に来てすでに2か月がたちました。本当に、キャンパスアジアに参加してから時間の大切さをとても感じます。去年の日本学期では、週末になるとどこかに行ってみようかなとよく考えていましたが、今年はどうすれば週末に少しでも体を休めることができるかと考えています。毎週宿題やレポート、発表の準備等で、最近は休むことが大きな欲張りのように感じられる程です。このような甘い考えが頭によぎる度、自分が大学3年生であること、キャンパスアジアの学生であるということを考え反省します。
 しかし、今年の日本学期では疲れる分だけたくさんのことを学んでいると思います。今年はテーマに関わる文献を読むだけでなく、論文など様々な資料を読み込むことで研究テーマについて深い考察を行うようになりました。そうしているうちに、いくつかの研究テーマに関わる問題がつながって行くことで、物事を体系的に捉え発表ができるようになったと思います。そのテーマに関して自分なりの考えを持つことができたとも思います。
 例えば、東アジア日本研究の授業の発表準備です。授業のオリエンテーションで先生が「この授業は中国や韓国の論文を読み、日本語に訳したものをまとめて発表する授業です。」とおっしゃった時最初は頭が真っ白になりました(例えば、韓国人の私が中国語の論文を日本語でまとめたりします)。しかし、発表を準備する過程で色んな事を知り、東アジア全体の時代の流れに非常に興味を持つようになりました。現在、私はこのようなテーマで卒論を書くために、もっと深い研究をしたいと思っています。今更このような学び方を知ったのがちょっと悔しいとも思いますが、せっかくなのでこの能力をこれから徐々に伸ばしていきたいです。


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