06.24
2015
【海外インターンシップ(日本)①】毎日新聞社訪問後の感想
広東外大パイロット学生 肖睿(シャオ・ルイ)

【海外インターンシップ(日本)①】毎日新聞社訪問後の感想
広東外大パイロット学生 肖睿(シャオ・ルイ)
6月16日に大阪の毎日新聞社を訪問した後、私は様々な感想を抱きました。
その後、私たちに毎日新聞の点字新聞の実物を見せてくれました。初めて点字新聞を見て、私は一生懸命に指先を動かしてみましたが、やはり読めませんでした。私は日本に点字新聞があることから、障碍者に対して尊重と関心を持っていることを改めて実感することができました。
会社紹介の後、私たちは社内見学をしました。編集室には記者、カメラマン、編集や校閲など、いろんな人がいました。記者は外で取材し、新聞記事を書きます。カメラマンは現場へ行き、写真を撮ります。彼らは記事も書かないし、発言もしません。しかし、カメラで世界の様子を記録し、人々にメッセージを伝えるのです。編集者は記者たちが書いた大量の記事からよいものを選んで、編集します。校閲の人は記事の内容の細かな情報を審査します。その他に、宣伝部もありました。良い新聞を作るために、各部門でそれぞれ異なった役割を果たしており、どこかの部門で問題が起これば、いい新聞を作ることはできません。この一連の流れは、皆で一緒に努力し、よいものを作るという集団意識の表れではないかと思いました。
近年、日中関係は緊張状態にあります。民間組織は積極的に様々な交流活動をし、政府も努力しています。しかし、それだけではまだ足りないと思います。新聞社などのメディアも重要な役割を担当しています。実は、私が日本にいる時にテレビを見ると、中国に関する報道はほとんどが消極的なものでした。私は昨年日本で学んでいるときに中国での鶏肉問題についてテレビで報道を見ました。その報道では、ただ事件のひどさを報道し、中国側の対応については全く報道されませんでした。日本人の立場から考えると、いつも中国の悪い面ばかり見ていたら、中国が危険な国だという見方が生じてしまう可能性は高いだろうと思いました。メディアが頻繁に中国の消極的な面を報道するのは先入観が原因ではないかと思いました。
最後になりましたが、毎日新聞社の皆様、お忙しい中本当にありがとうございした。今回の訪問は非常に有意義なものになりました。7月の高野山企画に参加できるのを楽しみにしています。