2.8
2016
キャンパスアジア・プログラムを振り返って
吉積皓平

キャンパスアジア・プログラムを振り返って
吉積皓平
先日修了式を終え、キャンパスアジア・プログラムが正式に終了しました。振り返ってみると酸辣苦甜、色々なことがありました。大学の一大イベントが終わり、立春を迎えるこの時期になると、気が抜けて上の空になりつつ、ぼんやりと海外で過ごした日々を思い返します。
しかし、スケジュールを見返すと、とてもそんなことばかりしてはいられません。大学院という次のステージが僕を待っているのです。
暇さえあれば、だらだらしてしまい、人と会えば人見知りをし、そして自己嫌悪で勝手に落ち込む自分。留学にいくまではそんな弱い自分をごまかしながら生きてきました。しかし、海外という逃げられない状況で僕は自分の弱さと対峙することになりました。実はまだその弱さを克服できていません。しかし、留学を通して本当に少しずつ立ち向かっていくようになりました。私が大学院にいく理由は言語の勉強がしたい、歴史や社会学が勉強したいなど様々です。しかし、一番の理由は弱点を残したまま大学を去るのは嫌だからです。キャンパスアジアで気付き得たものをいかし、自分を変えるのはいまからではないかとおもいます。このタイミングで卒業すれば、未完成のままの気がしてなりません。大学院にいくと知識的にも苦労すると思います。それに加え、精神的な弱さのために苦しむかもしれません。私は頭がよくないので、それくらいのことしか考えられません。それでも、少しずつ前に進んでいこうと思います。