02.10


2016

キャンパスアジアを振り返って

奥村一穂

キャンパスアジアを振り返って

奥村一穂

 みなさん、こんにちは。キャンパスアジア・パイロット学生の奥村一穂です。
 外山さんが先日、報告したことと被ってしまうのですが、広州で行われた修了式について、私も書きたいと思います。

 私たちは1月16日から18日にかけて修了式のために広州に滞在しました。
 広東外語外貿大学に着くやいなやフライトの疲れも忘れ、私たち学生は自分たちが好きでよく行ったご飯屋さんに直行。思い出の味をもう一度、味わうことができて、とても幸せでした。ご飯を食べた後は、学校周辺をぶらぶら。変わらないところもあれば、前あったお店が潰れて新しいお店ができていたり…(中国の風景は日本に比べて変化が激しいです。)
 
 
(お気に入りのお店で中国人学生と)         (留学中私たちが住んでいた寮)

 中韓の学生やお世話になった先生方との再会は、お互い離れていた時間が長かったので話のネタは尽きませんでした。仕事を始めた学生たちもいて、みんな、それぞれの道を歩み出していました。

 17日の修了式では先生方のお話、学生たちによるキャンパスアジアでの学びや卒業論文に関する発表、修了証書の授与などが行われました。また、来年度から始まる第2期キャンパスアジアの中国人学生20人(要するに後輩)の紹介&交流もありました。
(※中国の大学は9月始まりなので、もうすでに次期キャンパスアジアの参加学生が選抜されています。)

 私たちの後輩たちはみんな日本語・韓国語もまだ拙く初々しくて…後輩たちの姿を見て4年前のひよっこだった私たちを思い出しました。あの時よりは私たち成長した、かな?
 私はキャンパスアジアでの4年間で自分のチャレンジ精神が足りずやり残してしまったことも少なくないので、可愛い後輩たちには、何事にも貪欲に、チャレンジ精神を持って、悔いのないキャンパスアジア生活を送ってほしいなあと思ったり…

 キャンパスアジアの先生方、学生たちと共に過ごすことができた3日間は、とても幸せな時間でした。それと同時に、私のキャンパスアジアでの生活が終わってしまうんだという寂しさも強く感じた3日間でした。
 


 4年前に広州に訪れた時は私にとって、ただの異国の地でしかなかった広州が、今ではもう一つの故郷に。いつのまにか地元のようにすごく落ち着く場所になっていたことに1年ぶりに訪れてみてふと気付きました。
 

(私たちが留学中毎日通った道)
 最後に、学生30人が無事にキャンパスアジア・プログラムを修了することができたのは、沢山の方々のお力添えがあったからこそです。キャンパスアジアを支えて下さったすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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