11.7


2019

中国のデリバリーサービスについて

【2期生】田代範子

中国のデリバリーサービスについて

【2期生】田代範子

こんにちは!
CAP2期生の田代範子です!私は今3年生で2度目の中国留学をしています。
1年生の時を振り返ってみると、中国留学ってなかなかイメージがつかなかったなあと思います。

中国って毎日餃子かチャーハンかラーメン食べるのかなあ?

どんなお店でどんなものを食べるんだろう?

中国人の先生ってどんな人?

留学前は分からないことだらけで、日本にはあって中国にはないものは何か、何を持っていったらいいのか、どれもこれもはてなマークがついていました。

なので今回は普段使っているデリバリーサービスについて紹介したいと思います。

去年は学校の校門周辺に、たくさんの飲食店があったのですが工事の関係で、壊滅状態となりました。

そうなると自然と食堂で食べることになるのですが、中国ではデリバリーサービスがとても発達しているので、デリバリーという選択肢もあります。

中国の大学はほぼ全寮制なので、ごはんの度にものすごい人数が食堂に詰め掛けて基本的にえらいこっちゃな感じという事情もあり、私はデリバリーと食堂の使用頻度は4:6ぐらいです。

デリバリーといえば最近日本でも、東京大阪などの都市やその周辺などはUber Eatsが最近幅を利かせてちゃりんこ漕ぎまくってる人とかよく見かけるようになりましたよね。中国でも同じように、いやそれ以上に漕いでます。

中国ではデリバリーサービスのことをワイマイ(外売)と言います。
ワイマイは学校内に入って寮の目の前まで配達してくれます。

配達員さんの来る方法は人それぞれで、バイク、自転車、ダッシュ、、、、歩きなど、、様々です。

↓カフェで見た配達員さん

(19)2019110711jpg

きっとこの配達員さんはチャリンコタイプの配達員さんですね。速そうです。

中国国内のワイマイサービスはいろいろな会社がやっているのですが、アリババグループと、美団が運営するワイマイが中国のシェアの3/4ほどを占めています。最近日本で配車サービスを始めたDIDIでのワイマイサービスもございました。

(19)2019110712jpg

(19)2019110713jpg

注文のしかたはとっても簡単☆
餃子、弁当、バーガー、ラーメン、丼もの、日本食などなど様々なジャンルの中から、配達時間や配送費、評価の高さなどを参考にしながらお店を選んでいきまっす!

(19)2019110714jpg

お店の中から食べたいものを選んで買い物かごに入れます。

この日私に選ばれたのはカボチャ粥と餃子でした。
ワイマイにはWechat payやAli payなどの使用が不可欠のため、中国での銀行口座の開設が必要となります。

右下にある緑の去支付のボタンをタッチして、パスワードを入力するとあらかじめ登録しておいた口座やアカウントから引き落とされます。

配送費などすべて含めて13.6元 (約200円)でした。

(19)2019110715jpg

お金を払ったらあとは待つだけ!今配達員さんはどこにいるのか、私とどのくらいの距離であとどのくらいかかるのか細かく表示されます。

(19)2019110716jpg

(ちょっと近づいた)

(19)2019110717jpg

くーる♪きっとくる♪きっとくる♪
これを見てると、お腹空いたなまだかなカボチャ粥早く食べたいなとわくわくした気持ちになります。



しかしこの時、、、、、、




来ない、、、



この画像から一向に進まない、、、、



実は美団ワイマイでは配達が遅くなると、お店によってはすこしお金を戻してくれます。他のワイマイも恐らくそうだと思います。

このお粥屋さんの場合、予定時間より10分遅いと4元、20分遅いとさらに2元追加という形で最大40分最高9元の保障がついていたのですが、1時間たっても届かず何事かと思っていました。

しかもこれ、届けましたと配達員さんが報告したら、遅くなりましたねすみませんと支払われる仕組み。

つまり届いていないということは報告もされない9元も支払われない、、、、、

私は単にデリバリーの便利さをシェアしようと思っただけなのにこんなハプニングいらない、、、、

むむむ、、、どうしたものかと思っていたところ、こんなメッセージが!

(19)2019110718jpg


訳)
こんにちは、私はお昼のおかゆの配達員です。昼におかゆを届ける途中で携帯を盗まれました。このメッセージを見たらWECHATで連絡ください、返金します。大変申し訳ありません。


わあわあ携帯盗まれたのね!!!!!あまりにも動かないからその場所で昼寝でもしてるんじゃないかと疑ってしまったよ!こちらこそごめんなさいね!

ということでWECHATの送金機能で13.6元(約200円)全額を返していただきました。

その後配達しましたという報告もどうにかできたのか、保障の9元ももらえました。

(19)2019110719jpg


つまり!結局ご飯を食べれずに授業に行くことにはなったけれども!!!!9元得した!!!!やったね!!!!!

1時間ほど遅いときはたまにあるようですが、こんな風に配達すらされないことはめったにありません(笑)
中国人の友達もこんなこと初めて聞いたといっていました。
ちなみに今回は参考にできる写真を撮ることは出来ませんでしたが
普通この後は部屋で待っていたら配達員さんが
「もしもし?ワイマイつきましたよ。取りに来てください」
と電話がかかってくるので、「はーい今行きますー」と返し入り口まで取りに行けば頼んだものをもらえます。
さらにちなむと、ワイマイはカフェであろうがスーパーのものであろうが注文できます。
サイト内を見ていたら、スーパーにあるお菓子や生活用品、中には肉や野菜など配達員さんのセンスも問われそうな注文もできるみたいでした。
確かに中国のイオンで配達員さん見たことあるなあ。
(あまり説得力がないけど本当に便利なんです)


いかがでしたでしょうか?
少しでも中国留学生活のイメージがつきましたら幸いです。


読んでいただきありがとうございました!!

前へ戻る