12.22


2023

留学中に感じた日中、日韓の違い

古川 桃歌(6期生)

留学中に感じた日中、日韓の違い

古川 桃歌(6期生)

こんにちは。キャンパスアジア6期生の古川桃歌です。何もしていなかった時間を取り戻すように予定を詰め始める12になりました。留学生活最後の12月のブログを書くことになったので4回の留学を振り返りつつ、留学中に感じた日中、日韓の違いについて書こうと思います。

私は先に中国へ留学するチームでしたが、コロナの影響で1回目の中国学期はオンライン留学でした。2回目の中国留学は現地渡航できることになり、学期途中の4月初旬に広東外語外貿大学へ行きました。中国で生活してみて日本との違いを感じることはたくさんありました。渡航先の広東は京都と気候が全く違うので、気候の違いやそれに伴う環境の違いはもちろん感じましたが、私が一番日本と違うと感じたことは決済方法です。中国では微信(WeChat)や支付(Alipay)でのQRコード支払いが主です。バスや地下鉄などの公共交通機関を使う時もQRコードで運賃を支払います。現金を受けとってくれないわけではありませんが、ほとんどの飲食店や書店、雑貨屋、屋台までもがQR決済です。

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韓国ではクレジットカードが主な決済方法ですが、中国の友人に聞いたところ、クレジットカードを使用する人はほとんどいないようです。私は中国で口座を開設し、スマホと口座を連携するまで一週間程度かかったので、その間QRコード決済ができず不便でした。しかし、使えるようになると、スマホ1つで買い物も移動もできるので、とても便利でした。日本はキャッシュレス決済が推進されていますが、まだ現金しか使えない店も多いです。よって、日本では現金を持ち歩く必要がありますが、中国ではスマホ1つあれば外出できるので身軽でよかったです。

次に今私が留学している韓国で感じた日本との違いを書きたいと思います。現在、12月の韓国でよく見ることができるものがクリスマスツリーです。日本の街にもあるよと思う方もいらっしゃるかと思いますが、飾られている数が違います。カフェや雑貨店、レストランでは必ず一つはクリスマスツリーが飾られています。

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 クリスマスツリーが多い理由を友人と考えた時に、キリスト教徒が多いことが関係しているのではないかという話になりました。また、その話をしている時に友人が話してくれたことがありました。それは韓国では定休日が日曜日のお店が多いということです。キリスト教には毎週日曜日に教会へ行って礼拝を行う文化があります。よって、定休日もそのような影響を受けて決められているかもしれないという話になりました。日本では自分の宗教に関係なくクリスマスツリーを冬という季節を彩るものとして飾る人が多いと思いますし、日曜日を定休日としている店は少ないように感じます。実際に上記で挙げた二つがキリスト教に関係しているかはわかりませんが、日常生活からそのような文化の違いを考える機会を得ることができました。

中国と韓国で全く雰囲気が違う相違点になってしまいましたが、私が感じた日韓、日中の違いを書いてみました。実際に生活してみると、旅行に来るだけではわからない細かい違いに気づくことができ、その違いについて考えることによって、その国に対する理解を深めることができると思います。また、1回目の留学では気づかなかったことを2回目の留学で気づくことも少なくなかったです。このような気づきを得られる環境にいられることが中国と韓国の2カ国を半年ずつ2回、計2年間留学することができるキャンパスアジアのメリットだと感じました。


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