1巡目の留学が終わり、2巡目の中国留学が幕を開けました。中国の広州・韓国の釜山それぞれ異なる魅力を持つ都市ですが、今回は釜山!釜山を肌で感じるための、夏から秋にかけての、私個人の釜山の楽しみ方を紹介しようと思います。
釜山は一言で言えば 「都市と自然の調和」がバランス良く取れている街だと言えます。山から海にかけてなだらかな傾斜があり、そこに都市が入り込んでいるといった印象です。さらに交通の便が良く、特にバスの経路、本数が豊富で、地下鉄とバスに乗れば、スッと行きたい所に行ける。私が留学している時は少なからず天気の良い日が多く、程よくカラッと丁度いい湿度でそれが「外出しよう」という気分にさせてくれます。極めつきは食べ物は何を食べても美味しいし、カフェも至る所にある。見知らぬ土地を冒険しに行くようなことが好きな私にとって、とても良い環境でした。
「次はどこに行こうか」とNavermapで釜山市内を指で右往左往にスクロールしたり、口コミを調べたりして「ここに行ってみようかな~」といった感じで行き先だけ決めてから、午前中に授業が終わった日の午後や週末に、イヤホンとコーヒーかスムージー抱えて気ままにぶらつくのが好きでした。帰ったら寝床につきながら「今日はこんな所に行ってこんな発見もあったんですよ」とルームメイトに話すまでがセットで、何気に楽しい日々でした。
具体的にどこに行っていたかというと、初めの方は学校の周りを散策する程度で次第に行動範囲を広げていくような感じでした。留学前半は暖かく、このような感じで1ヶ月に3回くらい山登りに行ってました。
登山をすると、ちょっとした悩み事も「なんでこんなことで悩んでたんだ」と思えるほどに、心が綺麗さっぱり晴れていきます。けれど、次第に寒くなり、猪が出るんじゃないかと恐ろしくなって行かなくなってしまいましたね(笑)
それと、韓国の寺院は、自然と融合した一体感がありつつも赤青黄などカラフルに塗装、装飾されており、日本の寺院に慣れ親しんでいる私からすると、それがかなり不思議でエキゾチックな雰囲気を感じられました。是非行ってみてください。
遊びに行く際、山に行くか海に行くか、いわゆる山派・海派に分かれると思います。それぞれ1つずつ、おすすめの絶景スポットも書いておきますね。
海派 ① 해동 용궁사 (海東龍宮寺)
1番上まで行くと、観音様がいらっしゃいます。
1枚目の写真のように、金の葉っぱに願い事を書いて結んで留める場所があります。
何か願い事がある人は大変ですが1番上まで登ってみてくださいね。
山派① 범어사 (梵魚寺)
日本のお寺×紅葉という組み合わせは京都でも見られますが、鮮やかなあまり紅葉の方が目立ってしまいがちですよね。しかし、このような韓国のお寺×紅葉の場合、双方ともにカラフルですが、装飾が暗めの色、紅葉は鮮やかで明るめの色なので、その陽陰がお互いが打ち消しあっているようで、よく調和していました。本当に見てて飽きなかったですね。心の底からお勧めできます。
どちらとも学校から1-2時間はかかり大変ですが、その労力に見合う景色と経験が得られると思います。
【追記】
主に釜山の風景が綺麗な場所を紹介しましたが、自分で見返してみて、ちょっとおじさんくさくて、あまり参考にならなそうだったので、一応釜山ならではのイベントも紹介します。
一つ目は釜山花火祭り(부산불꽃축제)です。釜山といえば広安大橋 광안대교と海のビーチが有名ですよね〜そんな場所で花火が打ち上がっちゃうんですよ。後輩の子と一緒に学校の近くでピザを買い、凄まじい人混みの中地下鉄に乗りました。人混みと避けられぬピザの匂いでだいぶカオスでしたね。
二つ目は釜山国際映画祭です。元々映画やドラマに興味のない私と友達でしたが、興味本位で行ってみました。会場に行ってみるとレッドカーペットの横に列が並んでおり話を聞くと、レッドカーペットの横に設置された席から映画祭の開会式に参席する芸能人達が車を降り、レッドカーペットを歩き会場に入る姿を見られるとのこと。その列で3―4時間ほど待ち、ようやくスタッフに案内されて席に座ることができました。高そうな車が続々と到着し、男性ならスーツ、女性ならドレスを着こなして、まずはメディアのカメラに、その後我々一般人に手を振って挨拶をし会場に入って行きます。その所作や振る舞い一つ一つが洗練されており、優雅でした。残念ながら私が存じ上げている芸能人の方はTWICEの다현さんだけでしたが、しっかりカメラに収めましたよ!
以上!参考になるかどうか怪しいですが、皆さんも是非釜山をぶらぶらしてみてください。