05.18


2013

京都留学報告書

韓国パイロット学生 キム・ジュンヨプ(KIM JUN YOUB)

京都留学報告書

韓国パイロット学生 キム・ジュンヨプ(KIM JUN YOUB)

今日5月18日は、韓国の光州民主化運動の33周年記念日です。
韓国がまだ軍事独裁の時、光州市民が集まって民主化を要求する運動がありました。
その熱意がきっかけとなって韓国は民主国家になったと思います。
その事を考えると、日本も多分こんな事があったんじゃないかなぁと思います。

私が京都に来てから2週間が経ちました。自分が日本の生活に少しずつ慣れていくことが分かります。
まず、話したいことはもちろん学校の事です。
中国より授業が少しだけ多いと思いますが、授業の進め方がとても新鮮だと思いました。
韓国で日本語を勉強する時は文法とか単語を中心にしていましたが、
立命館では、論文の書き方や論理的な日本語の展開を学ぶ事ができ、本当に楽しく思えます。



ところで、日本歴史授業の進め方が少し変わりましたね。
私はその原因のひとつに、最近の日韓の歴史問題が再深刻化されたからではないかと思います。
今まで日中韓の学生が、歴史問題を真剣に討論したことがないので、もっと討論できる機会があればと思います。

あ、そうそう。シェアハウスの話をしなければなりません。
私たちは日中韓の学生全員でシェアハウスで住んでいます。
3カ国全員で一緒に生活する事は特別な経験だと思います。基本的な共用語は日本語ですが、
中国学生には中国語でも話しています。
日本のルールも印象的で、例えば、ゴミの捨て方や自転車に関する法律など全部韓国と違います。

ある日、私は授業が終わって友達と一緒に立命館の演劇を見に行きました。
2時間程の劇で本当に印象深かったです。古代語もあるし、台詞も早くて、全部理解するのは難しかったですが、学生たちの情熱が感じられました。

授業もシェアハウスでの生活もまだまだ始まったばかりです。
これからは京都以外の街にも行ってみたいと思います。
特に私は、日本中期時代の文化財に興味があるので、大阪城などに行って文化体験ができればと思います。

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