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2006.09.15
立命館大学映像学部が任天堂の協力を得てゲーム開発機材を導入
立命館大学 映像学部が任天堂の協力を得てゲーム開発機材を導入
立命館大学は、任天堂株式会社(本社:京都市南区、以下任天堂)の協力を得て、衣笠キャンパスに来年4月に新設される映像学部の教育研究用として、同社のゲームソフトウェア開発機材を導入することを決定いたしました。導入されるのは、携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」並びに家庭用据え置き機「ニンテンドーゲームキューブ」用の開発機材で、これらは、映像学部3、4回生配当の「映像文化演習」(専門ゼミナール)および、4回生配当の「卒業研究」(作品制作あるいは研究論文)において、ゲーム分野あるいはインタラクティブ映像分野を専攻する学生と教員が利用することになります。
衣笠キャンパスは、我が国の映画とゲーム産業を生み出した活力をもつ歴史・文化都市であり、高い映像表現技術を蓄積してきた映像文化の発信拠点である京都にあります。京都に本社を置く任天堂は、いうまでもなく、我が国を代表する世界的なビジネスにゲーム産業を育て上げてきたリーダー企業であり、デジタルゲームの歴史においてその存在と業績は非常に大きなものです。
映像学部におけるゲーム分野、インタラクティブ映像分野の教学においても、任天堂をはじめとする京都の映像文化の遺伝子を引き継ぎ、新しい革新的な映像コンテンツを生み出していく力量をもった学生を育成していくために、同社の蓄積を貴重な教育資源として位置づけていきたいと考えています。