第１位の作品「氷鬼」を制作した1-3班のみなさん

2015年７月15日（水）、「映像制作実習Ⅱ」の最終授業にて学生制作作品の上映会が行われました。「映像制作実習Ⅱ」では、２回生全員が16の班に分かれ、半年をかけて「氷」をテーマにした3分間の映像を制作してきました。

当日は全ての作品を順番に上映。監督による作品紹介にはじまり、上映後は教員による講評が述べられました。教員からは、当初のシナリオからの変更点や、撮影・編集時に苦労していた部分など、春からの制作過程を見てきたからこそのコメントが寄せられました。

上映後は質疑応答の時間が設けられ、撮影や照明で工夫した点や苦労した部分、撮影費用の調達方法などについて、各班のエピソードが披露されました。今回が人生初の撮影現場という学生も複数いるなか、仲間と協力しつつ、試行錯誤しながら作り上げた様子がうかがえました。

 質疑応答の後は、映像学部客員教授であり、長年にわたってキャメラマンとして第一線で活躍されてきた島村漱先生より、全体の講評とともに、「この実習での経験は社会に出て必ず役に立つ。自信をもってほしい」とのメッセージが学生におくられました。
そして、最後に出席者全員による投票結果が発表され、上位３作品が決定しました。

【入賞作品】

喜びを語る「氷鬼」監督の山口十夢さん。カット割のうまさに加え、社会的なテーマ性を含ませた点が高く評価されました。

・押したコペルニクス（１-１班）
・解けない氷（１-２班）
・□ ⇔ ○（１-４班）
・アイス棒（２-１班）
・北極南極（２-３班）
・冷血（２-４班）
・上昇と沈没（３-１班）
・風を切って（３-２班）
・凍てつく救助隊（３-３班）
・鈴木君の氷におけるある理由（３-４班）
・第十章（４-１班）
・Trinity（４-２班）
・気持ちがころりん（４-４班）