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2018.09.05
映像学部にゆかりのある展示会「手描き映画ポスターと看板の世界」展が開催されます!
ここでは約100枚の貴重な手描き映画ポスターの原版が展示されます。
映画がサイレントからトーキーに移る昭和のはじめごろ、映画館劇場内に上映中や予告宣伝用に飾られていた手描き映画ポスター。京都市内、主に中京区の中心部にあった松竹座・京都座など松竹系の映画館内にスチール写真などと共に掲示されていた手描きポスターが約800枚保管されており、今回はその中から松竹京都撮影所(元下加茂撮影所)で制作された作品約100枚がピックアップされ展示されます。
実はこの100枚が映像学部と深く関係しているのです!
なんとこれら100枚を描いたのが、映像学部特別契約教授としてゲームデザインなどを教えておられる竹田章作先生の祖父、竹田耕清(猪八郎)氏。竹田氏は、南座の歌舞伎顔見世の「まねき」看板を主に手掛けており、その流れから同じ松竹の映画館内の映画ポスター制作につながったそうです。
孫にあたる竹田先生が、ゲームという異なるジャンルではあるものの、同じエンターテインメント業界でクリエイターとして活躍されていることにDNAを感じずにはいられません!
また、今回の展示は映像学部斎藤進也准教授を中心に行っている「京都ストリート文化アーカイブの構築と発信プロジェクト」活動の一環としての、京都の映画館に関する調査の中間報告的なものとなります。今後これらの情報がデジタル保存され、最終的には斎藤先生の手によってVRを使ったインターフェイスで可視化されていくそうです!
映像学部関係者の皆さん、また、映画ファン、映画史に興味のある方々、是非とも会場にお越し下さい!
【企画概要】
日 時:2018年9月18日(火)~9月28日(金)10:00~17:00
※土日祝は休館
場 所:立命館大学衣笠キャンパス内アート・リサーチセンター
料 金:無料
主 催:研究拠点形成支援プログラム「京都ストリート文化アーカイブの構築と発信プロジェクト」立命館大学アート・リサーチセンター
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