EIZO NEWS

2024.10.07

映像学部の授業を知りたい! vol.20

vol.20 「社会調査論Ⅰ」(2025年度からリサーチ・ベーシックス)

映像学部ってどんな授業をしているのだろう?という声を耳にします。

この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。

「映像学部のことを知りたい!」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

※授業は2024年度開講のカリキュラムです。2025年度は科目名称等が変更になる場合があります。

*****第20回『社会調査論Ⅰ』*****
第20回は『社会調査論Ⅰ』の授業の紹介です。
授業担当の井上明人先生に授業について聞いてみました!


Q.社会調査論Ⅰはどんな授業ですか?
社会調査の基礎を実践的に学んでもらう授業です。「論文」を書いたことのない学生にとっては、卒業論文を重要な基礎となる講義であると同時に、近年、社会的な需要が大きく高まっているデータサイエンスへの入門となる講義でもあります。
講義内容としては大きく、量的・質的な双方の調査を行う可能性を見据えて、
(1)基礎的な統計学 (2)社会科学における研究計画の方法(3)質的調査の講義を行います。
 なお、実際に手と頭を動かして課題にとりくんでもらう必要があるため、原則として毎週の授業中に簡単な問いを課し、答えてもらっています。


Q.この授業の特徴を教えてください!
 自分自身で、根拠を示すデータをつくりあげていくプロセスを体験してもらうことで、「根拠がしっかりしている」「根拠が弱い」といったことのより具体的な中身についての理解を深めることができるかと思います。根拠の確からしさについて、しっかりとした知識を持つことはどのような進路に進むにせよ、役に立つものになるかと思います。

それでは受講生の声を聞いてみましょう!今回は、1名の学生が回答してくれました!

★なぜこの授業を受講しようと思いましたか?
3回生となり、論文やレポート作成の際に自分の考えを裏付けるデータが必要となる機会が増えました。そこで、調査を客観的におこなう技術や、データを正しく見る能力を培いたかったためこの授業を受講しました!

★この授業を受講して、どのような魅力を感じましたか?
調査の実例を見たり、実際に調査の分析をおこなうことで、実用的なデータへの理解を得られることがこの授業の魅力です。身の回りにありふれたデータを客観的に見れるようになり、受講後の今でもとても役に立っています。

★この授業で学んでいることを今後どのようにいかしたいですか?
引き続き身の回りにあふれたデータを客観的にみることで、正しい情報を見極めるとともに、論文作成の際などに、正しく自分の考えを裏付けられるデータを用意するためにこの授業での学びを生かしたいです。

★最後に・・・
エネルギーに満ち溢れた環境が映像学部の魅力です。この学部では常に多くの人が創作活動をして、互いに協力しあっています。そのサイクルから生まれるエネルギーはとても刺激的で、多種多様な目標や表現を持つ人があつまり支えあう、この映像学部という環境だからこそ得られる、魅力的な体験だと思います。

受講生の声はいかがでしたでしょうか?皆さんの一助となれば幸いです。

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第20回は『社会調査論Ⅰ』でした!

「映像学部ってどんなことしているの?」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。
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