映像学部ってどんな授業をしているのだろう？という声を耳にします。

この企画は、授業担当の先生の説明や受講生の声を通して、映像学部生が一体どんな授業を受けているのかを皆様に知っていただくための企画です。

「映像学部のことを知りたい！」と思っていただいている皆様の一助となれば幸いです。

※授業は2024年度開講のカリキュラムです。2025年度は科目名称等が変更になる場合があります。

第21回は『クリエイティブメディア処理』の授業の紹介です。

授業担当のライオンズマイケル先生に授業について聞いてみました！

コンピュータによるデジタル画像の処理手法について、その原理を学ぶ授業です。まず、デジタル画像における色彩の表現すなわち表色系、および色の補正方式を理解していきます。

また、色や濃淡の度数分布（ヒストグラム）の意味、白黒２値化の手法、コントラスト強調の手法など画素単位の処理について講述します。さらに、ボケなどの画質補正（フィルタ処理）、特定領域の抽出と合成(クロマキーなど）について学んでいきます。

また、領域の輪郭抽出、回転などの幾何学変換、形の変形、画像の空間周波数解析、ノイズ除去について学習していく授業です。

　デジタル画像は日常生活の一部になっています。電子機器は、私たちが気付かないうちに、アルゴリズムを使用してさまざまな方法でこれらの画像を処理します。画像処理を学ぶことで、これらの隠れた技術に気づき、理解を深めることができます。この知識を使用して、新しい技術、画像コンテンツ、芸術形式を設計および作成できます。

Aさん

画像編集について興味があったからです。授業のシラバスの内容を見てみると、画像編集の際によく聞くフィルターだとか色補正だとかの単語があったので興味本位で受講しようと思いました！

Bさん

カメラでの撮影が趣味で、レタッチなどを行いますが、映像処理や画像処理がコンピュータ内でどのように行われているのか興味があり受講しようと思いました！

Aさん

画像処理の適切な使い方を学べるところです。私達は日常的にアプリ等で画像処理を行っていますが、そういう際になんとなくではなく、適切な意図をもって画像処理が行えるようになりました。あと個人的にLYONS先生のジョークも面白くて魅力的ですね。

Bさん

映像処理に関しての知識を座学で得ることができるだけでなく、実際に、処理を行いながらの授業や課題の中で自ら映像処理について探求できる部分に魅力を感じています。

Aさん

創作活動に活かしたいです！画像処理の知識というのは、画像編集だけでなく、映像のワンシーンを考えるときなど、創作における様々な場面で役立つと思っています。私は創作において画像処理の知識を普遍的に活かしたいと考えています。

Bさん

実際にどのような画像処理の方法があるのかを学んでいるため、それらを活かして、美しいだけでなくよりアート的で表現のある画像の制作を行っていきたい、と考えています。

Aさん

映像学部の魅力は多角的に映像（コンテンツ）について学べるところです。私は元々専攻分野を決めずにこの学部に入ってしまったのですが、この学部で色々な分野に触れて、じっくりと考えることができたので、自分に合った専攻分野を決めることができました。この学部は専門学校や美大・芸大に比べて、不利なのではないかと考える人もいると思いますが、少なくともまだ将来の目標が明確に決まってはいないけど、将来的になにか映像（コンテンツ）分野に関わりたいという人にとっては魅力的なのではないでしょうか。この映像学部には総合大学ならではの様々な経験、勉強ができるという強みがあり、その多角的な学びというのは将来のあなたにきっと役立つはずだと私は考えています！

Bさん

実際に作りながら学べることが大きな魅力だと思います。手を動かしてやってみることで身につくことが多く、実践的に取り組むことができるので、やってみたいことを実際の制作を通しながら学ぶことができます。

受講生の声はいかがでしたでしょうか？皆さんの一助となれば幸いです。

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第21回は『クリエイティブメディア処理』でした！

「映像学部ってどんなことしているの？」という疑問が解消できていたらとても嬉しく思います。