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2015.07.01

【EIZO DAYS】 02:大好きな時代劇の衣装と結髪について研究中!

EIZO DAYS

立命館大学映像学部にあるのは映像学科1つだけ。
だからこそ、さまざまな興味関心を持った学生が集います。
彼ら、彼女らは日々どんなことを考え、どんなことに取り組んでいるのか。
その一端を、学生さんのインタビューを通してお伝えします。


 

大好きな時代劇の衣装と結髪について研究中!

【episode02】古橋彩帆さん2015年度4回生、冨田ゼミ所属、三重県出身)

子どもの頃から時代劇が好きで、特に市川雷蔵さんの大ファン。学生のうちに好きなことについて思いきり勉強しておきたいと思い、「卒業研究」でも時代劇をテーマにしています。具体的には、これまで長きにわたってさまざまな監督やキャストによって制作されてきた「忠臣蔵」を取り上げる予定です。そのなかで衣装や結髪がどのように変化してきたのかについて論じたいと考えています

実は、大学に入るまで映像制作の経験は全くなかったのですが、最終的に映像学部に進学を決めたのは、松竹撮影所内に専用のスタジオがあることに心ひかれたから。2回生のときに映像学部独自のインターンシップで松竹撮影所に研修にいき、あの撮影所のなかで過ごせたことは良い思い出です。また、このインターンシップで松竹撮影所の方との間につながりができて、その後も手伝いなどに声が掛かるようになりました。小学生のときの夢だった時代劇のエキストラ出演がかなったのも、そのご縁があったからです。映像学部を入口に、時代劇の世界に入っていくことができました。

 立命館松竹スタジオでは授業も行なわれているのですが、そのなかで最も印象に残っているのは、やはり中島貞夫監督のご指導のもとで映画を撮った「映画制作論」ですね。私にとって、初めてセットを建てての撮影だったのですが、授業や課外活動も含めて、1・2回生のときに映画制作で試行錯誤したからこそ、とうとうセット建てちゃった!と、感激もひとしおでした。4回生のいまは、「映像表現実習」の授業を履修していて、実際に映画の美術スタッフとして働かれている先生に教わるのが楽しいです。そういった授業や就職活動と両立しながら、12月の論文提出に向けて研究を進めていきたいと思います。


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次回は、7月8日頃に更新予定!
ミクストリアリティ(複合現実感)のデバイス作りに取り組む川口駿さん(4回生)をご紹介します。

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