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2016.09.16

「特殊講義~ハリウッド映画におけるCG史~」 研修レポート第2弾!

【現地レポート②】

 

 

映像学部では、近代ハリウッド映画において、CGがどのように発展してきたかを学ぶ授業として、「特殊講義(専門Ⅰ)ハリウッド映画におけるCG史」を開講しています。この授業では、CGそのものの発展史だけではなく、ハリウッドのCG制作会社の歴史とそこで働くクリエイターの活躍についても学ぶことを目的としています。
   今年は2回生17名、3回生2名、合計19名が参加し、
9月7日(水)〜9月15日(木)の期間、ロサンゼルスとラスベガスにて研修を行いました。(昨日無事帰国いたしました!)


今回はその研修レポート第2弾をお届けします!


【研修3日目】

   Rouge Mo Capは、ロサンゼルスで数少ないパフォーマンスキャプチャーを撮影できる会社です。なんとこちらでアテンドしていただいたのは、日本人女性のプロデューサーの方々!
 ここでは全員モーションキャプチャーのスーツを着て、撮影と編集を体験。まさに身をもって学習してきました。

 5つ目の企業訪問先は、映画、CM、ミュージックビデオなどのVFX制作会社であるDIGITAL DOMEINへ。同社は、アカデミー賞を多数受賞しており、特に「タイタニック」「奇蹟の輝き」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」では最高視覚効果賞を受賞。その最先端の技術・スタジオを見学、また実際に体験もさせていただきました。今回アテンドいただいたプロジェクト・マネージャーのTIFFANY TETRAULT氏は10年前にDIGITAL DOMEINへ入社。当初は受付の仕事だったが、努力を惜しまず実力をつけ、チャンスを活かし、現在のポジションに就いているとご自身のキャリアについても紹介、学生へ温かいアドバイスもいただきました。


 最後の企業訪問先は、Blur。こちらのスタジオでも、制作真っ最中とのことで、スタッフの方ピリピリモード。緊張感で張り詰めた制作現場を見学し(それでも笑顔であいさつしてくれました)、質疑応答タイムへ。限られた時間でしたが、一人ひとりに丁寧に回答していただきました。


「クリエイターとして一番大切にしていることは、かっこいいものか、楽しみをつくるのか。わたしたちエンターテイメントに携わるものは、『楽しみをつくる』ことが本筋だ」

 ロサンゼルス到着から休む間もなく、企業訪問をしてあっという間に3日間が過ぎました。

 すこーし、お疲れモードが漂っていますが、この翌日からはエンターテイメント研修!そして、ラスベガス移動へ。
まだまだ北米研修は続きます。


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4日目以降の研修レポートは近日公開します!
【研修レポート①】


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