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2016.09.21
「特殊講義~ハリウッド映画におけるCG史~」 研修レポート第3弾!
映像学部では、近代ハリウッド映画において、CGがどのように発展してきたかを学ぶ授業として、「特殊講義(専門Ⅰ)ハリウッド映画におけるCG史」を開講しています。この授業では、CGそのものの発展史だけではなく、ハリウッドのCG制作会社の歴史とそこで働くクリエイターの活躍についても学ぶことを目的としています。
今年は2回生17名、3回生2名、合計19名が参加し、9月7日(水)〜9月15日(木)の期間、ロサンゼルスとラスベガスにて研修を行いました。
今回はその研修レポート第3弾をお届けします! ※バックナンバーはコチラ→レポート①、レポート②
【研修4日目】
ロサンゼルス滞在最終日です。
今日は、朝からディズニーランド・パーク、ディズニーカリフォルニアアドベンチャー・パークにてエンターテイメント研修を実施。
将来、世界を舞台に活躍するクリエイターを志す学生たちにとっては、「エンターテイメント=人を楽しませること、感動させること」とは何かという問いに常に応え続けなければなりません。
アトラクションそのものの演出だけではなく、来場者の導線や待ち時間の工夫、パンフレットなどの広報物、危機管理の対応、CGや映像を駆使したショーの見せ方など、楽しみながらも研修意識を忘れません!
PM 23:00
・・・・。
夢の世界から現実へ。
華やかなショーを観賞した後は、今夜もしっかりミーティングを行いました。それぞれの視点から、「エンターテイメントとは何か」を学ぶ実のある一日になったようです。
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【研修5日目】
今日は、陸路にて(!)ラスベガスへ移動します。
なぜ、8時間もかけて陸路移動をするのか。
実は、北米研修の目玉の一つでもあるのが、このロサンゼルス~ラスベガス間の陸路移動なのです。
国道66号線(通称:Route 66)は、アメリカ合衆国中東部のイリノイ州シカゴと西部のカリフォルニア州サンタモニカを結ぶ国道です(現在は廃線)。大陸を横断するこの道はアメリカ西部の発展を支えた重要な国道であり、映画や小説、音楽などの中に多く登場し、今なおアメリカのポップ・カルチャーの題材にもされています。
車窓からではありますが、広大なアメリカの地や砂漠の中に現れる小さな町の風景に感動しながら、あっという間にラスベガスに到着。
ラスベガスの主要産業は、カジノですが、21歳以下の学生たちはカジノの中に入ることも遠巻きに見学することも禁じられています。ここで学生たちは、カジノに次ぐ観光産業であるショーについて学びます。
ラスベガスの街中では、フリー(無料)で観ることができるエンターテイメントが常に開催されています。ホテルの前庭や、ショッピングアーケード、レストラン、カジノ内など、様々な所で観光客たちを魅了しています。上演時間は5分~10分ですが、全くお金がかかりません!しかし、そのクオリティはハリウッド級!水や炎、CG映像など派手な演出と大スケールの舞台が、街を煌びやかに彩っていました。
最後はクタクタになってしまった受講生の皆さん。。。
お疲れ様でした!
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いよいよ次回は最後のレポートになります。お楽しみに!