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2018.04.03
卒業生の三宅伸広さんを招いて、新入生「キャリア企画」をおこないました!
入学してすぐにキャリアについて考えるの!?
という人もいるかもしれませんが、映像学部は他学部に比べて、大学の志望校を選ぶ段階から将来進路についてかなり明確にビジョンを持っている人の割合が実は多い、ということが入学時アンケート等でわかっています。会場では、そのことを裏付けるかのように、「学びと進路」をテーマとした様々な話に真剣に聞き入る新入生の眼差しが確かにそこにありました。
そんな中で、登場したのが映像学部を2017年3月に卒業したOB、三宅伸広さん(鈴木(映像人類学)ゼミ)です。
三宅さんは現在株式会社NHKメディアテクノロジーに勤務。放送技術本部映像部というところで、VE(=Video Engineer)として活躍されています。「VEって何?」と思った方、いらっしゃるかと思います。例えば、カメラマンが「こういうイメージの画が撮りたい」と考えていた場合、それに適したカメラや、映像機器を調整したり、調達・設定したりする職種だそうです。進歩するテクノロジーの中で、常に最先端を知識として知っておかなければならない重要なお仕事ですね(現在はEテレの「おかあさんといっしょ」や「鶴瓶の家族に乾杯」など人気番組のVEとして携わっているとか!)。
お話の中では、学びと進路を社会人として振り返り、映像学部のカリキュラムや正課・課外関わらず経験してきたものづくりの中で、「グループワーク」がいかに重要なパートであったかを、1回生から4回生まで段階を踏まえながら、そこで得た力、それが今どういったことに活かされているのか、について触れながら丁寧に説明してくださいました。
そして最後に、
大学は人間関係を学ぶ場所であること
そんな大学で、一つだけ、一回だけでも心を入れて頑張ったと言えることをやってほしい
と力強いメッセージをいただきました。
終了後は三宅さんのところに多くの新入生が押し寄せ、個別質問会。「NHKってどんな会社ですか?」「自分も技術分野に興味があります」など、前のめりに質問が投げかけられ、三宅さんも嬉しそうに後輩に対応してくださっていました。
頼れる素敵な先輩が学内外にいるということは映像学部の一つの誇りです。
三宅さん今日はお忙しい中本当にありがとうございました!
恩師 鈴木岳海先生と先生の個人研究室にて
新入生の皆さん、まずは目標をどのように設定するか、今はおぼろげだとしても、チャレンジすることは忘れず、いろんな人と多く関わりあいながら、いつかなりたい自分になれるよう、後悔のない4年間を過ごしてください!!